4月17日〜21日夜のNHK-FM「夜のプレイリスト」に出演します。
毎週月曜〜金曜深夜24時〜(正確には火曜〜土曜の深夜0時〜0時50分)にNHK-FMで放送されている「夜のプレイリスト」に、今夜の4月17日の24時から5日間出演します。
「私の人生と共に在った5枚のアルバム」、「人生に決定的な影響を与えたアルバム」を毎夜1枚ずつ紹介していくという番組。
正直、数多の音楽と共に生きてきたので全く5枚には絞り切れないですが、そうもいかず、選びました。
左がピンク・フロイド『狂気』、右がクイーン『クイーン』
すぐに決まったのはピンク・フロイドの『狂気(The Darkside of the Moon)』(1973年)。
私は歳の離れた姉の影響で小学生の頃からプログレッシヴ・ロックなども聴いていて、これは目覚まし時計の音や飛行機の音が曲に入っているなど音楽的に驚かされ、メロディーやスキャット、ギターソロの美しさなどに魅せられ、しかもデザイン含めたコンセプトの強いアート・ロックとしてもショックを受けた、まさに決定的な1枚。全米ビルボードのアルバム・チャートに927週もランクインし、ギネスブックに載ったほどの名盤でもあります。
私はステレオのスピーカーを左右に置いた間に寝転がって、このアルバムを爆音で聴いていました。多くは番組で語っていますが、このアルバムなしには今の自分はなかったかも、というくらい心身に染み付いているアルバムです。兄が勝手に友人に貸してしまって、ちょっと針が飛んだ箇所がありますが、NHKのスタジオで聴いた音にとても深みがあってスタッフ一同聴き入ったほどなので、実際に番組でも私のアナログ盤をかけています。しかもA面からB面まで一気に!!!
明日18日の夜は、クイーンのデビュー・アルバム『クイーン』(1973年)を、これも私が持参したアナログ盤でご紹介します。こちらはとても大事にしていたので、エンジニアさんに褒めてもらったほど音が綺麗です。一番のめり込んだのは2枚目の『クイーン Ⅱ』ですが、先日他の方がご紹介してしまったそうなので、こちらも小学生の時に知って夢中になったバンドなので、デビュー作を取り上げました。
ラジオで1人で喋るのは、INTER-FMでレギュラー番組を持っていた時以来なので、正直恥ずかしいです。ディレクターさんも後半の方が「慣れてきた感じ」と言ってくださったので、20日、21日の方が音楽的にもトークも深夜に聴きやすいかと思います。
とはいえ、もしご興味のある方がいたら、2枚ともロックがとにかく面白かった70年代を語るのに外せない傑作だと思うので(他にもたくさんオススメはありますが)、ぜひ番組を聞いてみて下さい。全曲フルでかけるので、ヘッドホンで聴いていただければ、よりその音楽世界に入り込めるはずです。
ARCHIVE
MONTHLY