Butterdrop Diary 『ロンドン郊外のカントリーライフ』

Maison de Victor Hugo ヴィクトル・ユーゴーのお宅拝見

フランスの文豪ヴィクトル・ユーゴーの住んでいたおうち拝見。

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窓からの眺め

こちらの『Chinese Salon /中国の間』。やけにビクトリア時代のイギリス的な重厚感満載だなと思ったら、このお部屋は彼がナポレオン3世の政策に反対してイギリス領のガーンジー島に亡命生活をしていた時期(ちょうどビクトリア時代)に、自分でデコレートしたものを再現したらしい。

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このコーナーなんて非常にウィリアム・モリスっぽい
 

彼がこのガーンジー島での亡命生活中にあの『レ・ミゼラブル』を執筆したことは有名ですが、同じ時期にインテリアデコレーターの才能が開花して骨董品集めやおうちのデコレーションにも没頭していたんだとか。

そしてそのガーンジー島にある彼の住んでいた邸宅であるHauteville Houseも記念館としてオープンされていて、そこのインテリアは圧巻!写真はこちら。

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出典 公式ウェブサイト

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出典 公式ウェブサイト 

ユーゴーは息子さんに、『わしの本当の天職ってインテリアデコレーションだったんだけどな・・・(ため息)』と漏らしていたんだとか。天才の葛藤か!

優雅な眼福タイムを過ごした後には、すぐ近くにあるフランス随一の老舗紅茶屋さんダマン・フレールへ。

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アボカド色のとっても可愛いヴィンテージカーがいい演出していました。

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ヴィクトル・ユーゴーの邸宅/Maison de Victor Hugor 
パリ:https://www.maisonsvictorhugo.paris.fr/en/museum-collections/place-des-vosges-apartment-visit
ガーンジー島:https://www.maisonsvictorhugo.paris.fr/en/museum-collections/house-visit-guernsey

ダマン・フレール/Dammann Freres https://www.dammann.fr/fr/

 

ギャンブル五月

ニューヨーク州立大学卒業後、ウェストヴィレッジのマグノリア・ベーカリー本店にて6年間腕を磨く。ロックバンドのメンバーとして2度の全米ツアー後、渡英。現在は、田園風景が広がるロンドン郊外はケント地方、『Garden of England(イギリスの庭)』に暮らす。著書に『ニューヨーク仕込みのカップケーキデコレーション』『イギリスから届いたカップケーキデコレーション』(SHC)。日本カップケーキアカデミー代表。
Instagram:@satskigamble

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