
『オーロラ』出版記念パーティーへ
クリスマス前にキャロライン・イッサが開催していたチャリティーセールで偶然手に入れた、今年読んだ本第1号である『Aurora (オーロラ)』の出版パーティーへ。
トレーラーハウスで育った主人公のオーロラが、奨学金を得て入学したボーディングスクール(寄宿舎学校)で4人の裕福な女子高生たちと共にオカルトにハマっていくストーリー。 この女子グループの一人が母親のブラックカードを使って、シルヴィア・プラスが所有していたタロットカードを20万ドルで競り落とすくだりがあったのでちょっと調べてみると、本当に2021年に同じ値でこのタロットカードをサザビーズで競り落とした人がいた!きっとその筋の方でしょうね・・・。
パーティー会場は、ローマンカトリック教会の地下にあるプライベートクラブ。 手描きの小さな看板が掛かっただけの真っ暗な入り口でベルを押しつつ
『肝臓採られたりしないかな・・・』と、怪しい場所に足を踏み入れる際のお約束ジョーク出ました。
夜の学校と教会 は怖いです
一歩足を踏み入れると、期待を裏切らないシュールなムード全開! 本の中の世界観とぴったりで、オーガナイザーさん流石です。
この手描きのウォールパネルの歪み具合がまた絶妙でとても良い。
奥の部屋では、大林宣彦監督の『 HOUSE/ハウス』の登場人物になれること請け合い。
↑まさに私と友人 出典:尾道映画祭『ハウス』
作者のセラフィーナと、読み終わったばかりの『My year of rest and relaxation』の話で盛り上がる。
オーナーのソフィーも素敵!
美味しいワインも飲んだし、持参した『オーロラ』にサインもいただいたし、ロンドンの夜を満喫して帰途に着くはずだったのだけど、帰りのバス停が降りたバス停の向かい側にないことが発覚 (ロンドンあるある)。
寒い中、凍えながら渡ったロンドンブリッジから見えたタワーブリッジが目に染みました。

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