Butterdrop Diary 『ロンドン郊外のカントリーライフ』

コーンウォールでの週末

この週末、コーンウォールにある友人のウィークエンドハウスを訪れてきました。ロンドンから西へ約500km、イギリス南西部にある海洋性気候のコーンウォールにはまだ夏の終わりの空気感が充満!嘘のように暑くて晴天の続いた2022年のイギリスの夏を締めくくるのに、これほどふさわしい場所はなかったかも。

5F456315-4A3A-4DBE-9975-7F6FF8177381.jpeg

PHOTO-2022-09-25-21-54-06.jpg

海を眺望できる丘の上に建つ絵に描いたような白亜のお屋敷のインテリアは、ホワイトとブルーで統一。

IMG_5689.jpeg

IMG_5692.jpeg

IMG_5621.jpeg

ビリヤード台のカバーまで青!

食器も全てSpodeのブルーイタリアンシリーズでまとめられていて、ディテールに余念がない。

IMG_5630.jpg

IMG_5934.jpeg

しかしお屋敷が広すぎて落ち着かないのか、 私含め友人らは庭にあるこのBBQ小屋にワイワイ集まることが多かった感じ。

IMG_5761.jpeg

Screenshot 2022-10-02 at 17.01.50.png

Screenshot 2022-10-02 at 15.49.58.png

お屋敷そっちのけ

そして、コーンウォールと言えばやはり外せないのがクリームティー。友人手作りのスコーンを勧められて、いつも通りにクロテッドクリームを先に塗ってその上にジャムを塗っていたところ、「それはデボン式で、コーンウォールではジャムが先だよ!」と戒められる。郷に入っては郷に従がえで、生まれて初めてコーンウォール式にして食べてみました。イギリス人はミルクティーの煎れ方でも、やれミルクが先だとか後だとか、味は変わらないのに頑固なこだわりがある人が多くて興味深い。

IMG_5627 2.jpg

IMG_4824.jpg

左がデボン式、右がコーンウォール式(味一緒)

夕日を愛でながら2004年もののボランジェで乾杯!

IMG_5766.jpeg

IMG_5757.jpg

こちらニューヨーク式

ちなみにお土産に手作りのカップケーキを持参した私は、
『歩きながらせわしなく、二口くらいで食べ終える』
というニューヨーク式カップケーキの食べ方をしっかりと指導しておきました。

ギャンブル五月

ニューヨーク州立大学卒業後、ウェストヴィレッジのマグノリア・ベーカリー本店にて6年間腕を磨く。ロックバンドのメンバーとして2度の全米ツアー後、渡英。現在は、田園風景が広がるロンドン郊外はケント地方、『Garden of England(イギリスの庭)』に暮らす。著書に『ニューヨーク仕込みのカップケーキデコレーション』『イギリスから届いたカップケーキデコレーション』(SHC)。日本カップケーキアカデミー代表。
Instagram:@satskigamble

ARCHIVE

MONTHLY

Business with Attitude
airB
言葉の宝石箱
パリシティガイド
フィガロワインクラブ
BRAND SPECIAL
Ranking
Find More Stories