
「ベルナルド」のショールームへ
せわしない季節、いかがお過ごしですか。
さて、愛してやまないフランス磁器 リモージュの「ベルナルド」東京ショールームがついに完成し、先日お伺いさせて頂きました。
笑顔で迎えて下さったのは、「ベルナルドジャパン」のアーサー・ベルナルド社長。
1863年創業のベルナルドは、現存するリモージュブランドの中で唯一家族経営のメゾンで、ベルナルドジャパン社長は、フランス本社の社長ミッシェル・ベルナルド氏の甥にあたる方です。
エントランスには、メゾンの食器を愛用する有名シェフやレストランなどの画像がコラージュされたスクリーンが。
シェフやアーティストとのコラボレーション他、各国王室や大統領官邸のオーダーメイド等、一流ダイニング空間には欠かせないベルナルドは、日本の高級フレンチレストランの多くにも導入されています。
★「the okura tokyo「ヌーヴェルエポック」のプチデジュネ」記事でもご紹介→ https://madamefigaro.jp/blog/yoko-tagaya/the-okura-tokyo.html
私のファーストベルナルド、素焼きキャンドルホルダー「リトファニー」は、パリで少しずつ買い足してきましたが、ここでは一気にコレクションを見ることができます。さすがは香りと間接照明の国だけに、キャンドルやランプ類も充実
人気の「オー・ゾワゾー」からは、小ぶりなティーサービスや豆皿タイプの小皿等、日本向け商品がリリース。
こちら、16,7世紀にヨーロッパで大流行した骨董品部屋から想を得てデザインされたシリーズで、日本の花鳥風月、浮世絵や中国的な強い色彩が、さすがはベルナルドの解釈で洗練された現代フランスの雰囲気に。
当時、ジャポニズムやシノワズリー等東洋趣味をインテリアに取り入れることは、財力や知性のバロメーターでもあり、彼らは競って買い集めていました。
そんなお宝が眠る骨董部屋にインスパイヤされたオー・ゾワゾーは、パリの大好きなホテル、ル・ムーリス「ル・ダリ」のアフタヌンティーでも使われています。ロココ×スタルクのダイナミック空間に、この食器を採用した感性、さすがはムーリスですね!
オリヴィエ・ガニエールデザインのロングセラー「イタック」からは、日本限定の2020年イヤーアイテムが販売されます。
その名も「イタック・ジャポン」
コーラルのニュアンスが入ったレッドで、大人のカジュアル。日常が楽しくなるような絶妙なカラーリングです。
多様な商品を拝見し、湯水のように溢れるコーディネートのアイデアを嬉しく妄想☆
社長を囲んで、インテリア誌エディターの朝子さんと。
来年は、スタイリングをご提案させて頂く機会も多々あるかと思いますが、どうぞご期待下さいませ!
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