
リスボンのアズレージョ
この夏は、初リスボンへ。
モザイクで溢れていて、ノスタルジックな雰囲気の街でした。
モザイク好きな私は、以前、イタリアのラヴェンナに行き、ブログでご紹介しましたが、https://madamefigaro.jp/blog/yoko-tagaya/2024/05/
今回は、念願の国立アズレーショ美術館へ。
15世紀に スペイン経由でイスラムから伝わったとされるポルトガルのモザイクですが、こちらは、10世紀に建設された修道院が美術館になっているので、初期の貴重なインテリア装飾のモザイク空間をそのままの形で多数鑑賞できます。
当初の幾何学模様から 近代のものまでの時代変遷。
そのはず、当時のイスラム建築の最高峰 であったアルハンブラは、 当時のハイエンド建築の手本となり、こちらでもそれを模して建てられているからです。
フルディメンションで 煌びやかなモザイクで覆われている空間に身をおき、栄華を誇ったポルトガルの美意識を垣間見たような気がします。
オーバーツーリズムで リスボンの街中は人が溢れていましたが、意外なことに、こちらは閑散としていて、 ゆっくりと静かな時間を過ごせました。
この空間に身をおけただけでも、 リスボンに来た甲斐があったように思わせてくれる美しい場所でした。
★国立アズレージョ美術館(Museu Nacional do Azulejo)
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