
ソウル「新羅ホテル」お籠りステイ
今年のGWも、ソウルへ。
年末年始の台湾、夏のヨーロッパと共に、我が家の春旅の定番となっています。
さて、今回の韓国旅前半は、世界遺産の「水原華城」で王宮と美術館巡り三昧。
そして、後半は定宿の?新羅ホテルでお籠りステイとなりました。
国内感覚で行けるソウルには、年に3.4回くらい出かけているため、ラグジュアリーホテルの大半はほぼ制覇していますが、やはり居心地の良い新羅に戻ってきてしまいます。
ソウルも日本同様、外資系ホテルのブランド力が増し、価値観も多様化。新羅はかつてほどの勢いはなくなりつつある印象ですが、それでも、韓国で唯一フォーブスで7年連続5つ星を獲得、レストランもミシュランの常連と、老舗ならではの絶対的な存在感と品格はいまだ健在。
実は、新羅は今年の冬に続き、二度目のステイです。
二月に妹とエステ旅に来たときは、
ホテルのアイコンでもあるロビーの装飾(朴ソンギ氏のクリスタルアート、天の川を形象化した「組合体」作品)は、ドラマティックなブラックとレッドの組み合わせで、しっとりとした美しさに心奪われました。
雪化粧のプールサイドでは、新羅ベアも寒さに震えているよう。
そんな冬の滞在から一転、先日の滞在では、ロビーのクリスタルはブラック&ホワイトに変更され、よりクールな雰囲気に。
いつもの見慣れた部屋?にチェックインします。
部屋の窓からの景色ははすっかり若夏で、もうプールがオープン!ベアの表情も心なしか明るく快活な雰囲気。
中庭にあるバンケット専用別館「迎賓館」では、ガーデンブライダルの準備中です。
画像が荒くなりますが、拡大。
こんな快晴の日に、この場所でバンケットが開けるとは、なんて幸せなブライド!
というのも、この迎賓館とは自称ではなく、青瓦台ができるまでの7年間は、国賓をもてなす本物の迎賓館として使われていた格式ある場所なのです。
高台にあるこの地は、韓国随一の風水地理に位置し、気の流れがよいパワースポット的存在。迎賓館としての役割を終えた後、サムスンが買収しホテルを開業、現在に至ります。
最強を好む財閥やセレブリティの宴会場として不動の人気を誇っているこちらでの挙式は、韓国人にとってはステータスシンボルでもあるのです。
↑の水原華城の王宮写真をご覧ください。同様の韓国伝統の色彩や屋根瓦などが使われています。
屋根の上のクリーチャーは何?
財運、富の象徴でもある「三脚ヒキガエル」というのも王宮と一緒です。
そういえば、以前、ソウルから通ってくださったパリスタイルのレッスン生の方は、美容系財閥令嬢の実業家ですが、やはり、こちらで豪華な結婚披露宴を開き、五メートル以上ありそうなロングベールの美しいドレス姿をSNSに公開していらっしゃいました。
さて、そんな新羅ホテルでの滞在は、食とスパ三昧のお籠りです。
まずは、エグゼクティブラウンジのアフタヌーンティへ。韓国も新茶の季節、グリーンティ尽くしのティフーズです。
さすが、美容大国!西日の強いこの時間帯はブラインドが下ろされています。
新羅を選ぶ理由のひとつは、パンやスイーツのレベルの高さ。バターやナッツなど原材料の良さと技術力の高さが歴然としたお味なのです。
私の経験からのあくまでも個人的意見なのですが。。。。ソウルのデパ地下やカフェ等、ビジュアルはおしゃれでそれなり、でも味は裏切られた!という経験が少なくないのですが、新羅ではそういうことが皆無なような気がします。
続いて、ウオーター活動へ。
アウトドアは寒そうで、UVも気になるためインドアプールに向かいます。
こちらのプールはレーンが少ないうえ、一つはメンバー専用としてブロックされているのですが、アウトドアに行く方が多いからか、この日はめずらしく貸し切りで1キロ近く泳ぐことができました。
浮腫み体質のため、仕上げにジャグジーとサウナで温活をし、約90分コース完了です!
韓国もこの時期は連休で、いつもよりどこも混雑していますが、ホテルゲストの年齢層が高めがからか、今回の滞在では静かな時間を過ごすことができきました。
三泊したので、トワイライトのバスタイムという日もありました。
マシンや激しい運動は苦手ですが、代謝アップのため、旅先でも出来るだけ水に入るようにしています。
誇張ではなく、コンビニへさえも行かずにホテルから一歩も出ずに過ごした三日間、次回は、アペリティフやプティデジュネについてお書きします。
いつかのソウル旅のホテル選びの参考になりますように。
★THE 新羅ソウル https://www.shillahotels.com/
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