
ホテル版ミシュラン「フォーブス・ガイド」五つ星★新羅ホテルへ
デコラトリスの多賀谷洋子です。
五月も終わりに近づいていますが、今更ながら、GWの振り返り記事です。
若干のタイムラグをお許しくださいませ!
GW前後はスタイリング案件が多く慌ただしく過ごしていましたが、連休は恒例のソウル旅へ。しかも、今年は6泊も!
令和となり思いがけず休日が増えたことで、いつもは3,4泊程度ですが、せっかくの休暇ですから延長し、ゆっくりホテルライフを愉しむことを目的に出かけてきました。
機内ビビンバ&赤ワインのペアリングも、もはやソウル旅の恒例です。
外資エアを選ぶ理由は、私自身が外資系経験者のため、なんとなく居心地が良いということがありますが、やはり、食にも探求心を持ち続けている私、少しでも多く現地食を味わいたいという貪欲さもあります。
それにしても、ビビンバに添えてあるのは巨大なお味噌汁。
こういう不思議感も、外資系ならでは、ですね!
ところで、
「ソウルで6泊も!?」「何するの?」「プサンには行かないの?」
殆どの方がそう言いますが、私にとっては、ソウル=美活の場でもあり、エステやコルギなどのお決まりのメンテナンスをいくつかこなし、美術館や陶磁器巡り等をしているうちにあっという間に時間はたってしまいます。
美活は、まだ当面はスキンケアの力を信じて、メスもハリ(美容針を除く)もデビュー前ですが、コルギで筋肉を刺激したり、季節ごとに通うほどリピートしているエステでは、半日ほどお籠りし、文字通り頭の先からつま先までフルメンテナンスしています。(美活情報は、別の機会に!)
そんな訳で、高級ホテルのクラブルームを2,3巡する位、ソウル滞在も回を重ねてきましたが、それらの殆どが江南にあるため、今回は視点を変えて、お初のホテルを二軒チョイス。
まずは、新羅ホテルから。
こちら、あまりにも有名で今更という感じかもしれませんが、日本のホテルオークラと提携をしており、別名迎賓館とも呼ばれる格式高いホテルです。
ソウルと言えば、まず第一に名前が挙がるほど著名なホテルでありながら、今まで宿泊しなかったその理由は、ロケーション。
明洞のお隣、東大門という場所にあるからなのです。
東大門は、王宮などの観光名所に近い一方で、原宿、渋谷のような若い方がコスメ巡りやインスタ映えフードを目的にするには楽しい場所かもしれません。ですが、一通りの観光を済ませた私の年齢では、完全にアウエーの、なんとなく落ち着かない場所。そもそも、エステやショッピングなどの行動範囲が江南に集中しているため、今まで、選択肢には入ってこなかったということもあります。そのため、これまでは、カフェや韓国料理のレストランを利用するのみに留めていました。
とはいうものの、
ホテル版ミシュランと称される「フォーブス・ホテルガイド2019年度版」で、新羅は、大韓民国初のファイブスターに輝いた唯一のホテル (ご参考までに、東京では、マンダリンオリエンタル、パレスホテル等)
滞在日数は十分あるこの機会、やはりその魅力を確認しておかなくては!と、滞在の半分、3泊をこちらで過ごすことに決めました。
ホテルのアイコン的存在、ロビーのシャンデリア。
日本の老舗ホテルのイメージとは異なり、意外にも、創業は1979年。
開業40周年のディスプレイが館内至るところで見られます。
客室へ。
窓が二面ある為、解放感があります。
一年中、UVケアは怠りませんが、ルームインテリアの採光には拘ります。
エグゼクティブフロアーでは、ラウンジでアフタヌーンティのサービスが。
クラブラウンジのティータイムは、殆どのホテルでは、ビュッフェテーブルからティーフーズを自分で選ぶところが多いかと思います。
しかも、カクテルタイムに重点を置き、ティタイムは簡素なもの、スタッフもミニマムというホテルが多い傾向ですが、
こちらでは、ビジュアルも美しく、シルバーのペストリースタンドに盛り付けて、テーブルに運んでくれます。
肝心のお味ですが、スコーンも、ダックワーズも美味!
日本のパティシエさんのハイレベルな味に慣れているためか、韓国のスイーツは「似て非なるもの」とがっかりすることが多いのですが、こちらは別。
お味も食感も素晴らしく、思わず、ロゼシャンパーニュをオーダーしたくなったほど!
材料もとても上質なものを使っていることが分かります。
なぜ今まで、新羅に泊まらなかったのか。。(これからは、もっと泊まることにしよう!)
食だけではなく、設備やホスピタリティの素晴らしさに触れ、何度となく、そう思わせてくれた滞在となりました。
続きは、次回へ。
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