
高級調理器具「ANAORI kakugama」のランチョン
デコラトリスの多賀谷洋子です。
海外リゾートをテーマにしたスタイリング仕事があり、使えそうな小物類を改めて見直しています。
ポジターノで購入した、リモンチェッログラスが出てきました。
南イタリアの強い太陽光の下だからこそ映えるリモーネの色、コロナ渦の東京にすっかり慣れた目には眩くて、新鮮に映ります。
ようやく改修工事が終わった拙宅バルコニーでも、久しぶりに使ってみたくなりました。
今年も、ドメスティックサマーを強いられますが、少しでもリゾート気分を味わえたらと思っています!!
さて、前回お書きした「ANAORI kakugama」を使ったunisでのランチョンの続きです。
前回の記事は→ https://madamefigaro.jp/blog/yoko-tagaya/post-172.html
メインディッシュには、裏蓋のグリルプレートで焼いた、山形牛内もものステーキを頂きました。
こちらも素晴らしく火入れが絶妙。旨味が凝縮され、お肉の舌触りも秀逸。
先日、ホテルの鉄板焼きレストランで、カウンター越しのシェフに、巷で話題の熟成肉のことを伺ってみたところ、「所詮は熟成させたもの。美味しい肉、銘牛は素材そのものがまず第一条件」と仰っていましたが、このように、グリルの上で「ただ転がして焼くだけ」のシンプルなものこそが、最上級の味になるのですね。
この至れり尽くせりな多機能鍋は、さらに驚きの連続で、中蓋には無垢ヒノキを使用。窯内部は、釜戸が熱源だった江戸時代に主流となっていた「いも型」を再現、そうすることで、均一な熱の対流が起こるのだとか。
サフランのリゾット?
こちらは、「炊く」機能を用いた、高知トマトと国産ヴェルガモットの「おじや」
一粒一粒のお米がしっかりと主張しながらも、爽やかなヴェルガモットとトマトが奏でるハーモニーが、とてもエレガントでした.。
炊飯器として使ってみると、別格級の炊きあがりをみせるということが一目瞭然。
薬師神 陸シェフ。
元教員でもいらしたとのことで、調理技術もさることながら、プレゼンテーションもとてもお上手!!
コロナが落ち着かたら、改めて再訪したいと思っています。
唯一無二の調理器具が世界デビューを飾り、プレステージアスな空間で、どんなイノベーティブなメニューが生み出されるのか、今後も目が離せません。
☆ANAORI
http://www.anaori.com
http://nstagram.com/anaori_official/
☆unis
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