
機内でも韓食満喫!ソウル旅へ。
デコラトリスの多賀谷洋子です。
先週から、再三耳にする、この冬一番の大寒波到来のニュース。
懸念は積雪ですが、11月末にパリ、年末年始寒にはソウルと立て続けに日本より遥かに寒い場所で1週間以上過ごしたため、寒さに対してだけは、例年より免疫ができたような気がします。
私が滞在したこの時期のソウルは日中でも零度以下。日によってはマイナス15度以下という時もあったほどで、コロナ渦、外出を控える冬を何度か繰り返しているうちに、すっかり忘れていた極寒の大気というものを、久しぶりに体感。厳しい冬を実感したのでした。
さて、食の話題ばかりで恐縮ですが、今回も美食&医食同源の意識が日本以上に高い(と、私は感じています)国で魅了された食をご紹介します。
通常、旅に出る際、機内食はあまり頂かないようにしているのですが、今回は往復共に、例外的と言えるほど、久しぶりのコリアン食を満喫しました。
外資出身ということもあり、又、機内でも現地モードを楽しみたくて、マイレージに拘らず外資系エアをセレクトすることが多いのですが、今回は、ミールチョイスに韓食があるアシアナ便で、シャンパーニュとのマリアージュを楽しんできました。
さて、往路はビビンバを。
ゴマ油、コチュジャンなどもプラスし、まぜまぜしながら頂きます。
ところで、今回は間際にチケットを手配したため、往復共に成田便でインチョンを利用。
遠くて不便ですが、アシアナのハブ空港なだけに、街中にある金浦空港よりずっと近代的で設備が整っています。
広々とした別空間で、インディビジュアルチェックインが出来、
家具や小物に至るまで、ラウンジのセンスもとても良くて快適。
「自宅から成田は遠いけれど、たまに来るなら、インチョンも悪くないかもね」
そんなことをぼんやり思いながら、アペリティフに白ワインを頂き、機内へ。
復路にセレクトしたのは、「牛肉の甘辛煮のサムパプ(쌈밥)」
お馴染みのサムギョクサルなど同様、野菜などで包んで頂く料理の総称で、サム(쌈・包む)+パプ(밥・ご飯)という意味なのだそう。
こちらのラップで巻かれた野菜は、なかなかのインパクトです。
ラップをはずすと、サンチュ、えごま、白菜、キャベツ、蓼など10種類以上のカラフル野菜が、数種類の唐辛子と共に出てきて、これらを、添えられたお味噌、キムチなどと共に牛肉に巻いて頂きます。
日本では、生食しない不慣れな野菜もあるため、若干の「青い味」を感じるのですが、現地で似たようなお料理を頂いた帰路ですから、もうすっかり慣れた手つき。何より、二時間弱のショートフライトでこんなにも野菜がたっぷりあるのは貴重な存在と言えるかもしれません。
渡航制限が緩和され、今年は既にチケットを何枚か手配完了しましたし、11月のフランス記事もまだアップしていませんので、お書きしたい話題は山積しています。どうぞお付き合いくださいますように!
明日の寒波が心配ですね。どうぞお出かけの際にはくれぐれもお足元にお気をつけて。
温かくしてお過ごしください。
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