アンジェへ。
今年は、仕事で国内外、初訪問の地に多数行くことができました。
せっかくなので余裕を持ってプランを組み、仕事前後にプライベートな時間も過ごせたりと、念願だった場所にも出かけることができましたが、その中のひとつはアンジュ。
さて、ロワール地方アンジェへのアクセスですが、パリからTGVもありますが、私はパリ経由のフライトで、まずはナントまで。そこから電車や車で1時間ほどの街です。
相変わらず時差あり記事で恐縮ですが、前回のピエール・ガニエール様♡からの続きとなります!
パリでの乗り継ぎは夜便でしたが、夏は午後10時くらいまでずっと明るいので、ヨーロッパならではの夏の雰囲気を享受することができます。
アジア圏では絶対に体感できない、この開放的な時間を過ごしたくて、夏のヨーロッパに誘われてしまうのかもしれません。
まもなく9時だというのに、西日が眩しい、この明るさ。
「明日の朝は早いので、ホテルに着いたらすぐに眠れるように体調を整えなくては」
シャワーをしてから、トワイライトのシャンパーニュを1杯だけ。
あら?
機内ではスナックもパスし、ハーブティだけにするつもりでしたが、 バカンス明けで全身見事に日焼けした美貌の乗務員の方が、「MOFのツナサンド、召し上がらないなんで惜しいですよ!」と。
そう言われてしまったら、why not?
興味が湧かない訳がなく、箱をのぞき込むとカヌレもあるし、ボルドーワインまでオーダーしてしまうワタクシ。
トマト風味のパンに、フィリングはブラックオリーブとレモンしか記載されていませんが、クラッシュしたナッツやハーブなども入っていて、食感がとても楽しくて、奥深くアロマティ―クなお味。
帰国後、レシピを再現しようと何度かトライしているほどですが、なかなか難しいものですね!
彼女がプライドを持って勧めたくなるのも納得です。
ガストロノミックなツナサンドに感動しているうちに着陸態勢へ。
時計の針は既に22時を回っていますが、真下を流れるロワール川の色も、エレガントな街並みも鮮明に映り、憧れのアンジェに近づいているのだと思うと、わくわくが止まりません。
あらゆる面でart de vivreに感動するロワール旅が始まったのです。 続きは改めて!
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