デコラトリスによる洗練探しの旅

アンジェへ。

今年は、仕事で国内外、初訪問の地に多数行くことができました。

せっかくなので余裕を持ってプランを組み、仕事前後にプライベートな時間も過ごせたりと、念願だった場所にも出かけることができましたが、その中のひとつはアンジュ。

さて、ロワール地方アンジェへのアクセスですが、パリからTGVもありますが、私はパリ経由のフライトで、まずはナントまで。そこから電車や車で1時間ほどの街です。

相変わらず時差あり記事で恐縮ですが、前回のピエール・ガニエール様♡からの続きとなります!

パリでの乗り継ぎは夜便でしたが、夏は午後10時くらいまでずっと明るいので、ヨーロッパならではの夏の雰囲気を享受することができます。

アジア圏では絶対に体感できない、この開放的な時間を過ごしたくて、夏のヨーロッパに誘われてしまうのかもしれません。

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まもなく9時だというのに、西日が眩しい、この明るさ。

470187783_8972672122792674_272838200514680728_n.jpg 「明日の朝は早いので、ホテルに着いたらすぐに眠れるように体調を整えなくては」

シャワーをしてから、トワイライトのシャンパーニュを1杯だけ。

470177184_8972672532792633_7341234936260926019_n.jpg あら?

機内ではスナックもパスし、ハーブティだけにするつもりでしたが、 バカンス明けで全身見事に日焼けした美貌の乗務員の方が、「MOFのツナサンド、召し上がらないなんで惜しいですよ!」と。

そう言われてしまったら、why not?

興味が湧かない訳がなく、箱をのぞき込むとカヌレもあるし、ボルドーワインまでオーダーしてしまうワタクシ。

470165364_8972672536125966_3631352120883218785_n.jpgトマト風味のパンに、フィリングはブラックオリーブとレモンしか記載されていませんが、クラッシュしたナッツやハーブなども入っていて、食感がとても楽しくて、奥深くアロマティ―クなお味。

帰国後、レシピを再現しようと何度かトライしているほどですが、なかなか難しいものですね!

彼女がプライドを持って勧めたくなるのも納得です。

ガストロノミックなツナサンドに感動しているうちに着陸態勢へ。

時計の針は既に22時を回っていますが、真下を流れるロワール川の色も、エレガントな街並みも鮮明に映り、憧れのアンジェに近づいているのだと思うと、わくわくが止まりません。

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あらゆる面でart de vivreに感動するロワール旅が始まったのです。 続きは改めて!

多賀谷洋子

食空間デコレーター。雑誌編集、外資系客室乗務員を経て、テーブルコーディネーターに。ブライダルやパーティ、商業施設から個人宅まで幅広くインテリアデコレーション手がける。雑誌やレシピ本のスタイリングでも活躍。パリスタイル主宰、フランスチーズ鑑評騎士の会 チーズシュヴァリエの顔も持つ。著書「美しくなるチーズレシピ:“チーズは太らない!”ダイエットも、アンチエイジングもチーズにおまかせ!」が話題。

http://paristyle.jp/

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