
イタリア・リヴィエラ海岸、ラッパロへ
デコラトリスの多賀谷洋子です。
リヴィエラ海岸へのバカンスより戻りましたので、少しずつ振り返りたいと思います。
最近、イタリアバカンスといえば、タオルミーナ、カプリ、アマルフィー、そしてプーリア州と南に集中していた為、北イタリアは久しぶり。
フランスのコートダジュールの延長線にある、イタリアのリヴィエラ海岸へはジェノバ空港からアクセスします。
乗り継ぎのローマの空港で、搭乗間際の私の心をワシ掴みにしたのは
モツラレラ・ブーファラ(水牛)の専門店。
搭乗口の真横にまで、こんなお店があるとは!さすがイタリア人、どこまでも美味追及を怠ることはありません。
水牛モッツアレラといえば、カンパーニャ州原産で、イタリアが世界に誇るチーズの代表格。
フレッシュタイプのこのチーズは、お豆腐に例えると「湯葉」のような存在で、鮮度が命。一日過ぎただけでも表面が固くなり、味が落ちていきます。
よって、日本でどんなに最短で空輸したとしても、イタリアで食べるような鮮度のものに出会えるのは不可能。
買いたい!食べたい!
買ったところで、いつ食べる?
心の中で葛藤しながら、食べたい気持ちをぐっと抑え込み、ジェノヴァのクリストファーコロンブス空港に降り立ちました。
最初の目的地「ラッパロ」へは高速を飛ばしてタクシーで1時間弱。リヴィエラ海岸には、同じようなリゾート地はいくつかありますが、サイトの印象でそれほど大衆的ではなく、かといってギラつく感じでもなく、ほどよく上品な街の雰囲気と静かなビーチ、そして唯一泊まりたいホテルが見つかったため、この地を選びました。
予想通り、それほど観光客は多くなく、風光明媚な海の街で、パブリックビーチもどことなくシック。
街の中心広場の銅像は、もちろん「クリストファー・コロンブス」
今回、宿泊は高台にある老舗ホテル「エクセルシオールパラス」
四方がリーグ―リア海に面しているので、あらゆる時間帯、どの方向からも海が見えます。
ルームインテリアは、老舗イタリアホテルらしくクラシカルで上品。
バルコニーからは、果てしなく広がるリヴィエラの海
この日、移動がとてもスムーズでホテルへは午前中に到着。チェックインしたものの、ホテルのレストランがオープンするのは1時過ぎとのことで、ランチ散策へ。
海沿いで何となく入ったレストランで頂く、冷えた「ヴェルメンティーノ」は、とても豊潤で、これから始まるリヴィエラでの時間を歓迎してくれるかのような美味しさでした。
では、続きは次回に改めて!
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9月日本橋三越、