「干し柿バター」でアペリティフ
柿を使った料理が巷で人気。和食はもちろん、フレンチやイタリアンでも柿を取り入れた皿をよく目にするようになりました。
フルーツを料理に使うと、お酒とのペアリングの相性は格段によくなるし、華やかさも加わります。柚子や金柑、柿は欠かせない存在。おもてなしやパーティーフードにももってこい。
今日のレシピはアペリティフにぴったりのタルティーヌですが、干し柿をたっぷりとバターに練りこみました。
干し柿バターのタルティーヌ
<材料 2人分>
干し柿 1個
無塩バター 大さじ3
くるみ 4粒
薄切りのバゲット 4枚
<作り方>
1.干し柿は小さく刻み、常温にしたバターと混ぜ合わせる。
2.薄切りのバゲットを軽く焼き、1をたっぷりと乗せて、くるみを1粒のせる。
合わせたいお酒は、まずは何と言ってもソーテルヌ。ボルドーの誇る貴腐ワインです。
おせちにもソーテルヌを合わせましたが、この柿バターとソーテルヌの組み合わせはうっとりすることうけあい。その昔は甘いワインだなんて。と低く見ていた頃もあったのですが、歳も杯も重ねると、甘口ワインの魅力がわかるようになった気がします。
この柿バター。ワインに限らず、色々なお酒とよく合います。日本酒はもちろん、ウヰスキー、ラムなど強めのお酒のよきパートナーでも。
ソーテルヌを飲み干してしまった後は、沖縄の伊江島のサトウキビからつくられた「イエラム サンタマリア」と合わせてみました。沖縄では泡盛だけではなく、こんなお酒もつくられています。
国産ウイスキーや国産のジンにも面白いものがいろいろありますが、家飲みで、こうやって合わせていると、アペリティフの時間は終わらず、長い夜になってしまいそうです。
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