平野由希子のおつまみレシピ

お花見にもぴったりな簡単鯛めし

3月の東京は、雪が降ったかと思えば、あっという間に桜の頃。季節はあまりにもめまぐるしい。今年はぼやぼやしているとお花見のタイミングを逸してしまいそう。

今回のレシピはお花見にもおすすめな「鯛めし」です。通常は一匹の鯛を丸ごとご飯と一緒に炊き込むレシピですが、少量だけでも、材料を半量にしても作れるレシピ。しかも使うのは鯛のお刺身。お刺身が数切れ残った翌日作ってもOKです。桜の塩漬けを加えて香り豊かに仕上げました。

お花見に持っていければなお良しですが、桜の散る中でも、葉桜になっても、家ごはんでも、おいしいごはんとお酒で春を満喫してください。

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桜風味の鯛めし

<材料 2〜3人分>
鯛のお刺身 小1さく
桜の花の塩漬け 8g

米 2合
酒 大さじ2 
塩 小さじ1
昆布 10センチ

<作り方>
1.昆布は水につけて昆布だしをとる。米は洗って30分ほどざるにあけておく。桜の花の塩漬けは水につけて塩抜きにした後、粗みじん切りにする。
2.①の出汁をとった昆布の水気をふき、薄切りにした鯛をのせて塩をふり、30分程度おく。
3.酒と昆布だしを加えて普通の水加減にし、塩を加え混ぜ、米を炊く。
4.炊き上がったら、桜の花の塩漬けを加えて混ぜ、鯛をのせて蒸らす。

平野由希子

フランス料理とワインを愛する料理家。日本ソムリエ協会認定ソムリエ。2015年にフランス農事功労章を叙勲。著書に『ma cuisine おいしさの引き出し方』などがある。instagramは@8yukiko76hirano  料理教室cuisine et vin主宰。http://www.yukikohirano.com
愛猫クミンの様子は別のInstagramから@cumin_chatnoir

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