平野由希子のおつまみレシピ

残ったパンでワインのおつまみ

パンペルデュ、残ったパンのレシピはあれこれありますが、おつまみでよく作るものはフライパンでパンと具材を炒めたもの。冷凍しておいたパンがたまってきた。なんていう時にも持ってこい。
今日はバゲットを使いましたが、パン ド カンパーニュでも、レーズンやくるみが入ったパンだっていいのです。ワインでも飲みながら、フライパンでゆっくり炒めていると、かちこちだったパンが具材からの味や香りを吸い、いい焼き色がつく頃には完成。
加える具材は、その時の気分次第で。今日はりんごと豚肉の組み合わせですが、きのこやさつまいも、ナッツを加えたり、チーズやスパイスを加えて気ままにアレンジを。

このひと皿に合わせたいのはシードル。シードルというと、甘いイメージを持つ人も多いかもしれませんが、今やシードルの世界はなかなか奥深いのです。クラフトビールのようにさまざまな産地、製法のものが手に入り、個性的な味わいのものがいろいろ見つかるようになりました。国産のシードルも次々に登場しています。お気に入りのシードルを探して、ブランチや昼飲みなんて、それだけでなんだかうれしくなりますよ。

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パンとりんごと豚肉のソテー

<材料 2人分>
バゲットの薄切り3〜4枚
豚バラ肉の薄切り 100g
じゃがいも 1個
紅玉りんご 1/2個
セージ  3〜4枚
にんにく 1個
塩、黒こしょう

1.じゃがいもは皮をむき、1.5cmの角切りにし、水に5分ほどさらした後に、水気をよくふく。りんごは皮付きのまま、同じ大きさに切る。豚肉は3cm幅に切り、塩をふっておく。にんにくは半分に切り、芽をとってつぶす。バゲットは2〜3cm角に切る。
2.油をひかないフライパンに豚バラ肉を入れて炒める。色が変わってきたら、にんにく、じゃがいもを入れて、中弱火で炒める。
3.2分ほど炒め、じゃがいもが透き通ってきたら、りんご、バゲット、セージを加えて、こんがりとするまで炒め、塩、こしょうで調味する。

平野由希子

フランス料理とワインを愛する料理家。日本ソムリエ協会認定ソムリエ。2015年にフランス農事功労章を叙勲。著書に『ma cuisine おいしさの引き出し方』などがある。instagramは@8yukiko76hirano  料理教室cuisine et vin主宰。http://www.yukikohirano.com
愛猫クミンの様子は別のInstagramから@cumin_chatnoir

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