エマ・ストーン、新作映画のためロンドンで部屋探し。
Culture 2016.12.28
今季の賞レースで最注目の女優エマ・ストーンは、来年撮影する新作映画『The Favourite(原題)』のため、目下ロンドンで部屋探し中だという。
『小悪魔はなぜモテる?!』などで知られるエマはここ数ヶ月、高い評価を受けているミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』のプロモーションで、イギリスを繰り返し訪れている。滞在中に時間を作り、来年初頭に新作の撮影が始まったときに拠点とする物件の下見をしているという。
エマは英『Daily Mail』紙でのインタビューで、「魂の抜けたアパート」はイヤで、庭つきの家でなければならない(!)と語り、条件をすべて満たした物件をついに探し当てたと語った。「自分で探したのよ。まさに探していた家を見つけたわ! とても広くて、素敵な庭もあるの」とエマ。しかし残念ながら、2012年に当時交際中だった俳優のアンドリュー・ガーフィールドと一緒に保護施設から譲り受けた愛犬のゴールデンレトリーバーを連れてくることはできない様子だ。
『The Favourite』は『ロブスター』などで知られるヨルゴス・ランティモス監督の新作で、英国のアン女王を主人公に宮廷での愛憎劇を描く。アン女王をオリヴィア・コールマンが演じ、エマは侍女アビゲイル・マシャムに扮する。アビゲイルは女王に気に入られるが、このためレイチェル・ワイズ演じるマールバラ公爵夫人の不興を買う。
イギリス訛りを練習しているかを問われたエマは、「これはヨルゴス・ランティモス作品よ。ありきたりの英国時代劇になるわけがないわ。サプライズでいっぱいよ!」と笑顔で答えている。
撮影はアワードシーズンが終了した3月からスタートする。エマは『ラ・ラ・ランド』でゴールデングローブ賞、全米映画俳優組合(SAG)賞にノミネートされており、英国映画テレビ芸術アカデミー(BAFTA)賞でもノミネートされる見通しだ。
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