エマ・ストーン、アカデミー賞の世紀の発表ミスについて語る。
Culture 2017.03.01
女優のエマ・ストーンが、アカデミー賞授賞式で作品賞の発表にミスがあったハプニングについて、「人生最悪の瞬間のひとつ」だったと振り返った。
2月26日夜に開催された授賞式で、作品賞のプレゼンターを務めたウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイが受賞作を『ラ・ラ・ランド』と誤って発表すると、エマは壇上に上がった。その直後に主催者側がステージに駆け寄り、ウォーレンは間違った封筒を渡され、作品賞は『ラ・ラ・ランド』ではなく『ムーンライト』だったと『ラ・ラ・ランド』製作陣に伝えた。このミスが判明すると会場は大混乱に陥り、『ラ・ラ・ランド』と『ムーンライト』双方のキャストがステージで入り混じり、明確な説明を待つという事態となった。
主演女優賞を獲得したエマは、今回のハプニングについて心境を明かし、歴史に残る事件だったと認めつつ、自身にとっても重要な瞬間として記憶に残ると語った。
「人生最悪の瞬間のひとつよ。もう! ただ酷いとしか言いようがないわ」と、エマは英『The Daily Mail』紙のコラムニスト、バズ・バミンボーイに発表ミスについて説明した。
ウォーレンは間違ったカードを会場に見せ、手違いは自分の責任ではないと必死に弁解。また、取り返そうとした主催者側に封筒を渡すつもりは一切ないと同紙に語っている。
「カードを持っているよ。『ラ・ラ・ランド』とエマ・ストーンの名前が書かれた封筒を、しばらくは手元に置いておくつもりだ」とウォーレン。
「あの瞬間を長引かせるため小細工をしていたと思われているだろうけれど、そんなことはない。カードには"エマ・ストーン、『ラ・ラ・ランド』"と書かれていたから混乱したんだ」
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