パリス・ジャクソン、マドンナの伝記映画で主演候補に!
Culture 2017.05.10
故マイケル・ジャクソンの娘パリス・ジャクソンが、マドンナの伝記映画で"クイーン・オブ・ポップ"を演じる可能性が報じられている。
マドンナの人生を描く『Blonde Ambition(原題)』で、パリスが主演の筆頭候補に浮上したと英『Daily Mirror』紙が伝えた。同作は80年代のニューヨークを舞台に、マドンナが一躍有名になり、ファーストアルバムをリリースするまでの姿が描かれる。しかしマドンナ本人は企画に反対しており、製作を決めたスタジオを批判していたのは既報の通りだ。
「どうしてユニバーサル・スタジオはウソだらけの脚本を基に私の映画を作りたいわけ?」とマドンナは自身のInstagramで非難している。
「マドンナはまだ企画を支持していないけれど、製作側は彼女が認めてくれる人物をキャスティングできればと考えている。現時点ではパリスと交渉している。もし同意が得られれば、製作側にとっては大きな成果となるだろう。マドンナはパリスの大ファンだからだ」とある関係者は同紙に語っている。シャネルの広告でのパリスが若い頃のマドンナによく似ていると話題になったのも記憶に新しく、ビジュアル的にも話題としても、もってこいのキャスティングなのは間違いないだろう。
パリスは今年、リー・ダニエルズ監督のTVシリーズ「Star」で、スマートだけど威圧的なSNS界のカリスマを演じ、女優デビューを果たしている。また先日にはメキシコのドラッグ王、米麻薬取締局(DEA)、傭兵らの三つ巴の争いに巻き込まれ、人生が悪い方向へと傾いていく気弱なビジネスマンを主人公としたダークコメディ映画にも出演が決まっている。同作にはオスカー女優のシャーリーズ・セロンやデヴィッド・オイェロウォ、アマンダ・セイフライド、タンディ・ニュートン、シャルト・コプリーら大物スターも出演する。
米エンターテイメント情報サイト「Deadline」によると、パリスが演じるのは「神経質な20歳」のネリーで、豪俳優のジョエル・エドガートンの兄ナッシュ・エドガートンが監督を務める。
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