北海道の彫刻家、砂澤ビッキの創造の秘密に迫る。
Culture 2017.06.02
北海道の自然と交感し、木の魂を彫り出した彫刻家。
『木魂(こだま)を彫るー砂澤ビッキ展』
『北の王と王妃』1987年。神奈川県立近代美術館蔵。北海道生まれの作家と木の素材との深い関わりを示す、代表的な木彫。
戦後彫刻界の巨匠・砂澤ビッキを紹介する本州の公立美術館で初の個展。アイヌの両親のもとに生まれ、1950年代から60年代に鎌倉で澁澤龍彦と交流し、一線で活躍。1970年代、円熟期には「木魂(こだま)」を彫ったともいえる木面シリーズや、自然との交感を表現したモニュメンタルな彫刻を発表。その知られざる側面に光を当て、創造の秘密を探る。
『木魂(こだま)を彫るー砂澤ビッキ展』
会期:開催中~6/18
神奈川県立近代美術館 葉山(神奈川・葉山)
営)9時30分~17時(入館は16時30分まで)
休)月
一般¥1,200
●問い合わせ先:
tel:046-875-2800
www.moma.pref.kanagawa.jp
会期:開催中~6/18
神奈川県立近代美術館 葉山(神奈川・葉山)
営)9時30分~17時(入館は16時30分まで)
休)月
一般¥1,200
●問い合わせ先:
tel:046-875-2800
www.moma.pref.kanagawa.jp
*「フィガロジャポン」2017年7月号より抜粋
réalisation : CHIE SUMIYOSHI
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