ダニエル・クレイグ、『007』次作でもボンド役を続投！

英国人俳優のダニエル・クレイグが、『007』シリーズの次回作で5度目となるジェームズ・ボンド役を演じると報じられた。

ダニエルは2015年公開の『007 スペクター』でもボンドを演じたが、「続投するくらいなら両手首を切るほうがマシ」だと語り、物議を醸していた。しかし完全に心変わりをしたらしく、次回作に出演する意向を固めたと報じられた。
英『The Sun』紙によると、シリーズのプロデューサーを務めるバーバラ・ブロッコリが、ダニエルにもう一度007を演じることを説得し、ダニエルも契約にサインすることを決心したという。
英国映画テレビ芸術アカデミー（BAFTA）賞を獲得したこともあるブロッコリは、『スカイフォール』の主題歌がチャート1位を獲得したこともあり、アデルにもう一度テーマ曲を手がけてほしいとも考えているらしい。同作は11億4,000万ドル（約1,300億円）超の興収でシリーズ最大のヒットとなっている。また同曲はブリット・アワードやグラミー賞、ゴールデン・グローブ賞を受賞した初めてのテーマ曲でもある。

前作の直後、ダニエルの降板が噂されるようになると、大勢の英国人俳優が次の007役として名前が取りざたされるようになった。最近ではトム・ハーディやイドリス・エルバ、トム・ヒドルストン、マイケル・ファスベンダーらが有力候補として浮上。さらには、ボンド役に女性を起用すべきだという声も上がっていた。

ダニエルは2006年の『カジノ・ロワイヤル』で初めて007を演じ、2008年の『慰めの報酬』、2012年の『スカイフォール』、そして2015年の『スペクター』の4作で主役を務めている。