ジョージ&アマル・クルーニー、シリア難民のために学校を設立!
Culture 2017.08.02
双子の無断撮影・掲載を巡って、仏誌を訴えると声明を出したばかりのジョージ・クルーニーと人権派弁護士のアマル夫妻。今度はシリア難民の子どもたちのために学校を7校設立することが明らかになった。
クルーニー夫妻と、「正義のためのクルーニー基金」の職員らは、Googleやヒューレット・パッカード、国連児童基金(UNICEF)らとチームを組み、アマルの母国レバノンで3,000人のシリア難民に学ぶ機会を与えるために300万ドル(約3億3,100万円)を寄付する。
「難民は地理と状況の被害者ですが、だからといって希望がないわけではありません」と、クルーニー夫妻はAP通信にコメントを寄せた。
「この構想における私たちの目的は、シリア難民の子どもたちに教育を受ける機会を与え、その世代が切実に必要とする将来のリーダーになる道を歩んでもらうことです」
正義のためのクルーニー基金は昨年、「世界中の裁判所や教室、コミュニティで公平さを支援」するために夫妻が立ち上げた。
シリアにおける人道危機と内戦では、国民の多くが難民となり、数十万もの人々が国境を越えてレバノンに入り、生活の立て直しに追われている。
今回の新しい教育構想はレバノン政府の支援も受けており、クルーニー夫妻の博愛的な行動に感謝している。
「レバノン政府はジョージとアマル・クルーニー、そして『正義のためのクルーニー基金』のリーダーシップに心から感謝している」とマルワン・ハマデ教育相はコメント。
「クルーニー基金が、現在レバノンで暮らす子どもたちが無償で教育を受けられるよう、より多くの学校を開設しようとする我々の取り組みを支援してくれることを喜ばしく思う」
©︎Cover Media/amanaimages
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