レオとスコセッシ監督、大統領の伝記映画で再タッグ。
Culture 2017.09.29
レオナルド・ディカプリオが再び名匠マーティン・スコセッシ監督とタッグを組み、新作映画でセオドア・ルーズベルト米大統領を演じることが分かった。
いまやオスカー俳優となったレオとアカデミー賞常連のスコセッシ監督は、2000年代初頭から『ギャング・オブ・ニューヨーク』、『ディパーテッド』、『アビエイター』、『シャッターアイランド』、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』といったヒット作をともに手がけてきた。ルーズベルト大統領の伝記映画となる新作『Roosevelt(原題)』では、再度オスカーを狙うと見られている。
米エンターテイメント情報サイト「Deadline」によると、レオとスコセッシ監督は第26代米国大統領ルーズベルトの環境面での功績に焦点を当てるという。環境問題に熱心なレオは、以前からルーズベルト大統領の伝記映画に興味を持っていたようだ。
ルーズベルト大統領はニューヨーク州下院議員、ニューヨーク州知事を経て1901年に26代大統領に就任。1909年までの任期中に、全米に1億5,000万エーカーもの森林保護区を設置するように命じ、初めて環境保護を政治課題として取り上げた大統領となった。また42歳での就任は史上最年少でもあり、ホワイトハウスを去った後は南米でアマゾン探検を行い、1919年に亡くなった。
『Roosevelt』の脚本はスコット・ブルームが手がける。レオは自身の制作会社「アピアン・ウエイ」を通じてスコセッシ監督と共同プロデューサーも務めるという。
一方、ふたりはDCコミックスのヴィラン、"ザ・ジョーカー"の誕生秘話を描く作品についても話し合いを続けている模様。プロデューサーも務めるスコセッシ監督は、レオにバットマンの最大の敵でもあるザ・ジョーカー役を引き受けてほしいと説得を試みているようだ。
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