「アグリー・ベティ」のアメリカ・フェレーラ、幼少期の性被害を告白。

Culture 2017.10.18

米人気ドラマ「アグリー・ベティ」で知られる女優のアメリカ・フェレーラが16日、9歳のときに性的暴行を受けたという衝撃的な告白をSNSで公開した。

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女優のアリッサ・ミラノが立ち上げた、過去に受けた性的嫌がらせや暴行を告発する「#MeToo」キャンペーンの一環で、アメリカも自身の経験を打ち明けた形だ。
アメリカは知り合いの年上の男性に暴行されたことを認め、「初めて性的暴行を受けたのは9歳のとき。誰にも言ったことがなく、9歳の子どもだった自分は、大人の男性による行動は自分のせいだと思い込み、恥と罪悪感に苛まれて生きてきた」と書き込んだ。
しかしその時の恐怖は、その後何年も消えることがなく、アメリカは加害者と何度も顔を合わせざるを得なかったという。
「その後は何年もこの男性を日常的に見かける生活が続いた」とアメリカは続けた。
「彼は笑顔で手を振ってきたけど、私は急いで通り過ぎた。血が凍る思いをしたわ。彼と私だけが知っている重荷が内臓にのしかかってきた。つまり彼は、私が口を閉ざし、笑顔で応じることを期待していたのよ」
「女性の皆さん、次の世代の女の子たちがこんなことを抱えて生きていかなくてもすむように、沈黙を破ってほしい」

アメリカのもとにはファンからメッセージが殺到し、Instagramのコメント欄には彼女を誇りに思うという言葉で溢れている。
先日、16歳のときにベテラン俳優のジェームズ・ウッズに言い寄られたと告発した女優のアンバー・タンブリンは、アメリカの投稿をTwitterに転載し、「私が知っている中で最も勇敢な女の子」と書き込んだ。米TVシリーズ「GIRLS/ガールズ」で知られる女優のレナ・ダナムも「愛しているわ、アメリカ」と応援のメッセージを送っている。

©︎Cover Media/amanaimages

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