リース・ウィザースプーンも! 性的暴行のトラウマを激白。

Culture 2017.10.19

女優たちが声高にセクハラ被害を続々と告白している中、今度はリース・ウィザースプーンが、16歳の時に監督に性的暴行を振るわれたと打ち明けた。

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リースは16日夜、米『Elle』誌が毎年開催する「ウーマン・イン・ハリウッド・アワード」授賞式の壇上で辛い過去を告白。大勢の女性が大物プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインに性的暴力やハラスメントを受けていたことを告発する声が相次ぐ中、リースも授賞式の機会を利用して自身の被害を吐露した。
「ハリウッドで仕事をする女性、そして世界中の女性にとって、今週はとても辛いものでした。多くの業界における多くの状況で、数多ある醜い真実を思い出させ、追体験することを迫られたのです」とリースは切り出した。
「私も過去の経験が鮮やかに蘇り、眠れない夜を過ごし、考えることもできず、そして不安に苛まれていました。もっと早く率直に言うべきだったという罪悪感に対し、溢れ出る感情を言い表せずにいました」
「16歳の私を暴行した監督には本当に嫌悪感しかないし、口をつぐむことがその仕事を得る条件だと思い込ませたエージェントやプロデューサーたちには怒りを感じています」

さらにリースは、女優として虐待を受けたのはこの時だけではなかったともつけ加えた。
「キャリアを通じて、これだけが唯一の事件だったならどんなによかったでしょう。でも残念ながらそうではありません」とリースは続けた。
「私は何度もハラスメントや性的暴行を経験してきたけれど、それについて語るべきことはないわ」

3児の母でもあるリースは、ハリウッドで仕事をする仲間がワインスタインから受けた被害を語るのを聞いて、自身の経験を打ち明ける勇気を得た。
「ここ数日でたくさんの体験談を聞き、そして今夜、勇敢な女性たちがうやむやにするよう言われたことを率直に話すのを聞いたことで、私も声を大にして自分の体験を語りたいと思いました」とリース。
「なぜならこれまでのキャリアを通じて、今週ほど自分がひとりでないと感じたことはなかったからです」
リースは、自分の話をきっかけに他の女性たちも体験を打ち明け、"癒し"を得てほしいとスピーチを締めくくった。

©︎Cover Media/amanaimages

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