フィガロジャポン2月号の舞台裏。 ソウルまで、iKONのJAYに会ってきました!
Culture 2017.12.20
本日発売、フィガロジャポン2月号。特集は香港、そして韓国・ソウル! そのソウルの旅特集の直後にドーン!と登場しているのが、iKONのJAY。編集サンタニ、海を越えて彼に会って参りました。本日はそのレポートをしたいと思います。
そもそも、この企画を僕以上に猛烈プッシュしていたのは、まりモグを担当する編集マリモ。昨年のBOBBYの記事の編集担当でもあります。JAYに直接「あなたのパフォーマンスが大好きです」と伝えたかったと思うのですが、なんとマリモは香港担当で、ソウル担当の僕だけがJAYに会いに行くことになったのです。マリモの涙を決して無駄にしないように……と、より真剣な気持ちで旅立ちました。
撮影は、11月の上旬。町工場が集まるエリア聖水(ソンス)で行われました。工場を古い家屋をリノベーションしたカフェなどが続々とオープンする注目のエリア(最新号でも紹介!)で、JAYもあまり来たことがない場所とのこと。11時過ぎにスタジオに入ってきたJAYは、ちょっとはにかんで「よろしくおねがいします」とひと言。支度をし、昼過ぎから全6ページの撮影がスタートしました。


今回のテーマは、「僕の街、ソウル」。ポートレートはソウルの味のある雑多な街並みを背景に、モノクロで、ポラロイドで、そんでもってスタジオでモダンなライティングで……と、多くの手法で撮影をしました。フォトグラファーは、僕がずっとお仕事したかった、JANG DUKHWAさん。彼と何度も打ち合わせをし、このようなミックスバランスを目指すこととなりました。JAYにも資料を見てもらい、「わかりました」、ということで撮影開始。


モダンなイエローに包まれたカットはこんな感じで。1カット目から、非常に落ち着いています。この日のスタジオ内はちょっと暑く、撮影の合間合間では、簡易扇風機でJAYをクールダウン(すみません、涼んでいる写真は無しです)していました。
こちらで購入できるようです。


こちらはベルベットのスーツで2カット目。このスーツは、特注で作ったというJAY仕様なのだとか。で、フォトグラファーのJANGさんのシャッターは止まりません! 「イップダ(カワイイ)」と連呼していたのが印象的でした。かっこいいムードだけど、かわいらしさを引き出しているんだなあ、、、、と。さて、最新号ではどんな写真が選ばれているでしょうか。そして、スタジオの撮影を終えて外へ。




スタジオの目の前にあった商店の前に座ってもらい、JANGさんがビルのルーフトップから撮影。店主のおじさんは「ここで撮っていいですか?」とお願いすると「いいよ」と即答で、本当にコマスムニダです。ソウルでよく見かける赤いプラスチックの椅子とテーブル。韓国好きの僕としては、こんな感じのところに座ってもらうだけでも、なんだか興奮。JAYが散歩中にちょっと休憩しているようなムードがすごく可愛かったです。この商店に行ってみたい人は……
275-39 Seongsu 2-ga 3-dong
↑この住所まで。検索すれば、なんとか行けると思います!


最後のカット。掲載写真はモノクロですが、実際はこんなに情熱的な赤です。普通に人が行き交う道端で撮影をしました。せっかくなので、バックプリントもここで公開!
1時間半ほどで撮影が終わり、インタビューへ。
---page---
ソウルに初めて住んだ時のこと、iKONメンバーとの暮らし、悩んだ時に行く場所、アーティストになりたいと思ったきっかけ、そして、大好きな音楽のこと。1時間、たっぷり話を伺いました。しかも、すべて日本語で。本当に日本語が上手です。中国語も話せますよね、と伝えると「うーん、でも3歳くらいの中国語です」と答えてくれました。
彼と色々話をしてみて思ったこと。それは、やっぱり彼はいちばん年上のお兄さんなんだな、ということ。
ライブでは率先して司会者的な役にまわり、みんなの個性が光るようにグイグイと“まわす”。本人もギャグを言ったり、モノマネをしたり、実にファニー。バラエティ番組では、よくメンバーにいじられ、泣いてしまう(メンバーがドッキリでハードなケンカをしてしまい、それを想い詰めて)ことも。でも、実際は普段の生活で誰よりもメンバーを冷静に眺めていて、皆を精神的な部分で支えている印象を受けました。以前、BOBBYが本誌のインタビューで「JAYさんは、みんなのお母さんです」と言っていたのですが、それに対してJAYは「いまは違います」。その理由を聞いて、彼は、メンバー全員を静かに支えている、“謙虚なリーダー役”なのだなと思いました。もちろん、その回答、理由は最新号で。
そしてそして、JAYに直接インタビューできなかった、残念無念の編集マリモ。彼女がJAYにお土産を用意してくれました。こちらです。
左:Birdyデキャンタ¥18,144
右:JAYの名前を刻印。
BIRDY.のデキャンタです。内側表面には0.1ミクロンレベルの凹凸が施されていて、ワインの風味が格段にアップするという代物。僕も持っているのですが、これはすごいです。コンビニの700円のワインも、3000円くらいになります(僕の感覚)!
www.birdy.shop
↑詳しくはこちらまで。
編集マリモは、名前を入れるサービスでJAYの名前を刻印。「ありがとうございます。うれしいです」と、とってもとっても喜んでいました。パフォーマンスを磨く毎日でなかなかワインを飲めないけど、ワインが大好きなJAY。たまにコレを使ってもらえるとうれしいです!
で、今回はクリスマスプレゼント、というかお年玉的なスペシャルなギフトがあります。こちらです。
超リミテッドなポラを頂いてきたのです。ファンの皆さんの為に!
プレゼントに関してはココをクリックしてください。
この撮影舞台裏に関しては、12月21日オンエアのZIP-FMのラジオ「PEEPS!」で、最新号の韓国特集の裏話とともに少しお話したいと思います。ぜひ聴いてください。
ということで、iKONのJAYの記事の舞台裏レポートでした。次回、機会があれば、iKONの魅力についても深~く語ってみたいと思います。JAYの歌の感じがいちばんR&B的だ!とか、90sパンクのキッズ感とヒップホップのムードがうまく混じっているとかとか、いろいろ考えておりまして。
ではでは、また次回!
<関連記事>BOBBY from iKON撮影の舞台裏を特別公開!
photos : JANG DUKHWA, stylisme : PARK JIYOUNG (GIANT), KIM JIYOUNG (GIANT), coiffure : LIM JUNGHO, maquillage : KIM JUNGHO, AHN SEYEONG