サラ・ジェシカ・パーカー、キム・キャトラルとの確執を語る。
Culture 2018.02.15
愛する兄の突然の訃報という悲劇に見舞われたキム・キャトラルの、サラ・ジェシカ・パーカーへの反発が再び注目を集めているが、今度はサラ・ジェシカが、自身とキムの間で起こったドラマ、とりわけキムが「SATC」の共演者との関係を"毒がある"と語るにいたった背景について告白した。
サラ・ジェシカは、頓挫した映画『セックス・アンド・ザ・シティ3』を巡ってバトルがあったという噂について、改めて誤解があると強調。
『People』誌に対し、「(『SATC3』の制作が中止になったことについて)私以外にも失望した仲間がいるってことを話した以外に、何も発言していないわ」と、キムのディーバのような要求で、3作目が実現しなかったという噂の出どころが自分ではないことをやんわり主張。
「キムがピアス・モーガンとのインタビューで、私を深く傷つけることを言ったけれど、私は何も反応しないことにしたの。(『SATC』を通して)私たちは得がたい経験を味わったけれど、それは驚くべきものだった。視聴者、(舞台となった)NY市、そして支えてくれるスタッフとの絆は確かに存在したし、私たちは自分たちにまつわるクレイジーな話について説明する必要がある。私は(ふたりの関係を)ぐちゃぐちゃにしたくないし、他の誰かが(キムの役を)演じることも想像できない。つまり、バトルなんて元々なかったのよ。私は実際、何の反応もしていないし、完全に捏造された話ってわけ。彼女は自分が言うべきことを言っただけで、それは彼女の特権だわ」と、サラ・ジェシカは続けた。
今月頭にも、キムはサラ・ジェシカに対して反発している。
キムがインスタグラムに兄の突然の死去を知らせる投稿をしたところ、サラ・ジェシカが「大好きなキム、あなたとご家族に愛と哀悼を。あなたの愛するお兄さまに神のご加護がありますように。Xx」と哀悼のメッセージを送り、壊れかけた関係が修復しているように見せた。
最初こそサラ・ジェシカに対して感謝の言葉を口にしたキムだったが、後に一転して、「この悲劇に際し、あなたの愛もサポートも必要ないわ@sarahjessicaparker」と反応。さらに、次のように突き放した。
「母が今日聞いてきたの。@sarahjessicaparkerっていう偽善者は、いつになったらあなたをそっとしておいてくれるのって。いつまでも接触してくるのは、当時もいまも、あなたがどれだけ残酷な人かを思い出して辛いだけ。いまここでクリアにさせてちょうだい。あなたは家族ではない。友人でもない。だから、あなたの"ナイスガール"の仮面を修復するために、私たち家族の悲劇を利用するのはやめるよう、ここに書いておくわ」
ちなみにキムは、同じく哀悼のメッセージを送ったシンシア・ニクソンに対しては、「シンシア、あなたの言葉が深く沁み入ります。読んでくれてありがとう。愛を込めてキム」と、対照的なコメントを出している。
photo: Splash/AFLO, texte: ERI ARIMOTO