エリザベス女王、アナ・ウィンターと並んでフロントロウへ。

Culture 2018.02.21

ロンドン・ファッション・ウィーク期間中の現地20日、気鋭の注目デザイナー、リチャード ・クインのショーにエリザベス女王が臨席。隣り合わせた米ヴォーグ編集長のアナ・ウィンターともども、終始ご機嫌の様子だった。

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リチャード・クインは、セント・マーチンズ美術大学を卒業するや、「H&M デザインアワード2017」の覇者となった期待の新人で、次なるマックイーンやガリアーノと注目を集めている。今回の英国デザインアワードでも、優れた才能とオリジナリティを認められた新興のファッションデザイナーに授与される"エリザベス2世賞"を受賞した。

高齢の女王のため、王室の規則に従って、ショー会場のプラスティックの椅子にはうやうやしくクッションが用意され、女王は満足気にコレクションを観賞。隣席のアナ・ウィンターともショーの開始前に、にこやかに談笑している。ただし、いまいちど女王のハンドバッグに注目あれ。侍従へのコミュニケーションツールとして役割を果たすことで有名な女王のハンドバッグは、アナとの間に床に置かれたままだった。通常、その暗号は「会話に行き詰まっているから誰か助けて!」のヘルプサイン。ハンドバッグの位置に注意を払うべきは晩餐会でのルールだが、今回の場合、女王の真意はいかに。

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photo: Reuter/AFLO, texte: ERI ARIMOTO

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