エリザベス女王は50年間、同じブランドのバッグを愛用している。

Culture 2019.01.28

風が吹こうと、雨が降ろうと、イギリスのエリザベス女王がいつも手に提げているもの、それはお馴染みのロウナー ロンドンのハンドバッグ。いまでは女王陛下のシンボルのひとつにまでなっている。ご愛用のハンドバッグを振り返ってみよう。

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エリザベス2世とロウナー ロンドンの信頼関係は50年にわたる。(イギリス・ロンドン、2018年12月13日)photo:Abaca

英国の君主としての在位66年間に、エリザベス女王は独自のスタイルを確立してきた。女王のファッションといえば、単色でまとめたコーディネートにお揃いの帽子、肌色のストッキングが定番だ。そして、どんな装いの時でも、アクセントとして女王が必ず身に着けているのが、ロウナー ロンドンのハンドバッグだ。

王室御用達ハンドバッグメーカー。

ロンドンのブランド、ロウナー ロンドンは1968年以来、英国王室御用達のハンドバッグメーカーに指定されている。ブランドがエリザベス女王のために考案したモデルは、女王だけが持つ権利があるという非常に特別なものだ。女王は、ベージュから黒までさまざまな色合いの、艶やかなエナメルのハンドバッグ(毎年5点ほど納入される)を、約200点所有しているという。すべて女王の体型に合わせて、オーダーメイドで作られている。専用のモデルはミニマルなデザインだが、持ち手を通常よりやや長く、肩紐、留め金、仕切りはなし、裏地は絹で、という細かい要望に応えた力作だ。

ハンドバッグの中身は?

これについては誰もが知りたいと思っているので? 知りたくない人もいるかもしれないが、いずれにせよ、女王のバッグは女王自身と同様、秘密に満ちている。著書『女王のハンドバッグに入っているもの』などで王室の秘密を暴いてきたフィル・ダンピエールによれば、女王のハンドバッグの中に入っているものは口紅、手鏡、イニシャルが刺繍されたハンカチ、メガネ、ミント飴……ここまではいたって普通だ。

しかし、どうやらそれだけではない。女王は外出の際には、必ずチョコレートをひとかけらバッグに忍ばせているという。王室料理長のダレン・マクグレディが明かしているように、女王は大のチョコレート好きなのだとか。それに、女王はクロスワードパズルが趣味らしい。ということは、いつでも脳のトレーニングができるように、あるいはティータイムの合間の暇つぶしのために、ハンドバッグにはパズル帳も入っているのかもしれない

エリザベス女王とハンドバッグ:50年に渡る愛の物語

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texte:Doriane Hayere (madame.lefigaro.fr)

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