エリザベス女王、家族に囲まれて93歳の誕生日を祝う。
Culture 2019.04.25
4月21日の日曜日、エリザベス女王は93歳の誕生日を祝った。レセプションに先立って、ロイヤルファミリーは揃ってウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂で復活祭のミサに出席。ウィリアム王子とキャサリン妃はほほ笑みを浮かべて来場。ハリー王子は、出産直前のメーガン妃を自邸に残し、単身でやって来た。
ロイヤルファミリーが揃い、エリザベス女王の93歳の誕生日を祝った。(イギリス・ウィンザー、2019年4月21日)photo:Abaca
「サンデー・タイムズ」紙に報じたところによれば、ハリー王子夫妻は2020年からアフリカに居を構えるという。コモンウェルス・ユース大使に任じられた夫妻は、現地で慈善活動を行い、将来、経済的パートナーシップをより深めていくために、イギリスの存在をプロモートしていくことになる。
公式の誕生日の祝賀は6月に。
ハリー王子とメーガン妃はインスタグラムに、女王への愛情を込めたメッセージを投稿している。「陛下、マダム、おばあちゃま、お誕生日おめでとう。今日1日が素晴らしいものでありますように! ハリー&メーガン」というキャプションが写真に添えられている。儀礼とはまったく違う、夫妻とエリザベス2世の親密な関係を物語るメッセージだ。
ハリー王子&メーガン妃の公式アカウント@sussexroyal、4月21日の投稿。
伝統に従って、ハイド・パーク、ロンドン塔とウィンザーの庭園からの祝砲が誕生日を祝った。だが、公式な祝賀は後日。通常、6月の第2土曜日に祝われることになっている。この時には王家のほかのメンバーも集まり、「トゥルーピング・ザ・カラー」と呼ばれるパレードが行われ、バッキンガム宮殿のバルコニーに揃って姿を見せるのが習わし。祝賀を二度行う伝統は、1683年11月9日生まれのジョージ2世が1748年、天候のいい季節に祝賀を行うために始めたものだ。
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春らしいロイヤルファミリーの装い。
ハリー王子とメーガン妃が昨年結婚式を執り行った聖ジョージ礼拝堂に向かう、ウィリアム王子とキャサリン妃。(ウィンザー、2019年4月21日)photo:Abaca
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ほほ笑みを浮かべるふたり。(イギリス・ウィンザー、2019年4月21日)photo:Abaca
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ふたりの子どもから花束を受け取るエリザベス女王。(イギリス・ウィンザー、2019年4月21日)photo:Abaca
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ハリー王子は出産を控えた妻を残して、ひとりで来場。(イギリス・ウィンザー、2019年4月21日)photo:Abaca
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復活祭のミサを終えたエリザベス女王。(イギリス・ウィンザー、2019年4月21日)photo:Abaca
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カメラマンたちを前に、笑顔いっぱいのキャサリン妃。(イギリス・ウィンザー、2019年4月21日)photo:Abaca
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すっかりご挨拶のエキスパートになったキャサリン妃。(イギリス・ウィンザー、2019年4月21日)photo:Abaca
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93歳のお誕生日、女王様のお召し物は、スカイブルーのジャカードのコート。(イギリス・ウィンザー、2019年4月21日)photo:Abaca
texte:Ségolène Forgar (madame.lefigaro.fr)