「SATC」原作者が後悔! キャリアよりも優先すべきだったものとは。
Culture 2019.07.31
「セックス・アンド・ザ・シティ」(SATC)の原作者として知られるNY在住のコラムニスト、キャンディス・ブシュネルが、現在の心境について「本当に孤独」と告白した。
彼女自身の私生活は、バレエダンサーのチャールズ・アスケガルドとの9年間に渡る結婚生活と離婚を経て、現在に至るが、夫との離婚原因は5年間に及ぶセックスレス生活だったとキャンディス自身、後に述べている
そんなキャンディスだが、『Sunday Times Magazine』誌の最新のインタビューで、「キャリアを追い求め過ぎて、家族を持たなかったことを後悔している」と打ち明けている。
「30代や40代のときには、そんなことを考えもしなかった」
「離婚したときには50代を迎えていたのだけれど、子どもを持たなかったことや、ひとりでいることの影響が出始めたわ。子どものいる人って、アンカーのような心の拠りどころがあるのよね。子どものいない人とはまるで違う」
「皆さんが私の年齢になるのは、それほど遠い話ではないのよ」
現在、60歳を迎えたキャンディスだが、最近では不動産業界に身を置くジム・コールマン氏と頻繁にデートを重ねており、相変わらず精力的だ。8月には新著「Is There Still Sex in the City?」が出版予定であり、弱音を吐きながらも公私ともに順調ではある。
photo: REX/AFLO, texte: ERI ARIMOTO