エリザベス女王が甥を平手打ち? エルトン・ジョンが証言。
Culture 2019.10.08
エリザベス女王がかつて、妹マーガレット王女の息子で、女王にとっては甥にあたるリンリー子爵(現スノードン伯爵)の顔を平手打ちしたのを見たと、エルトン・ジョンが主張している。
先日「サンデー・タイムズ」に掲載された、10月15日に発売されるエルトンの新しい回想録「Me: Elton John Official Autobiography(原題)」からの抜粋によると、かつて女王は、パーティの途中で体調を崩した姪のサラ・アームストロング=ジョーンズ(現サラ・チャット)を心配し、その兄であるリンリー子爵に様子を見てくるように伝えたという。
しかしなかなか言うことを聞かず、それどころか女王を追い払おうとしたリンリー子爵に対し、ついに女王の堪忍袋の緒が切れた。
「私に(平手打ち)-口答えは(平手打ち)―やめなさい(平手打ち)―私は(平手打ち)―女王です!」
その現場を目撃してしまったエルトンに対し、女王は茶目っ気たっぷりにウィンクを投げかけたという。
「女王のパブリックイメージは、決して軽薄であったりはしません。しかし、プライベートでは……女王は陽気なところを持ち合わせています」
女王といえど人間らしさを持ち合わせていることを、エルトンが証明した形だ。
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photo: Press Association/AFLO, texte: ERI ARIMOTO
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