ヴァネッサ・パラディ、ジョニー・デップを擁護。

Culture 2020.04.09

フランスの歌手であり女優のヴァネッサ・パラディが、俳優ジョニー・デップを支持し、証言したとアメリカのセレブリティニュースサイト「The Blast」が3月16日に報じた。ジョニー・デップが元妻であるアンバー・ハードに対して起こした名誉毀損訴訟に関連してヴァネッサが語った証言を紹介しよう。

200406-vanessa-paradis-et-johnny-depp.jpgヴァネッサ・パラディは、ジョニー・デップを法廷で弁護する準備ができていると発言した。(アメリカ・ロサンゼルス、2008年2月24日)photo : Abaca

「私は25年以上前からジョニー・デップのことを知っています」とヴァネッサ・パラディは語った。ヴァネッサはジョニーを支持し、3月16日の「The Blast」でジョニー・デップが元妻アンバー・ハードに対して起こした名誉毀損訴訟について語ったのだ。

アンバーはジョニーをDV(家庭内暴力)で訴えた。ヴァネッサはジョニーと98年から2012年までパートナー関係にあり、リリー=ローズ・デップ(20歳)とジョン・クリストファー(17歳)のふたりの子どもをもうけた。「私たちは14年間パートナー関係にあり、ともにふたりの子どもを育ててきました。その間ずっと、ジョニーのことを思慮深く、優しく、暴力を振るうことのない人間であり、よい父親だと常に思っていました」と彼女は述べた。

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「彼が私に対して暴力を振るうことは決してありませんでした」

アンバー・ハードがジョニー・デップに対して行った申し立てについて知ったヴァネッサ・パラディはそれを信じることができず、法廷で証言する準備ができていると発言した。

「長年にわたる個人的な経験から、その申し立て内容は私が知っている本当のジョニーとはまったく異なっていると思いましたし、彼が私に対して暴力を振るうことは決してありませんでした」とヴァネッサは語った。さらに彼女はこの申し立てにより、世間から非難を浴びせられた俳優ジョニー・デップのキャリアもダメージを受けたと言う。

「残念なことに、世間はこの誤った主張を信じ、スキャンダラスな記事内容が彼の俳優としてのキャリアに深刻なダメージと被害を引き起こしていると感じました」と彼女は説明した。

確執の記録

16年5月、アンバー・ハードはジョニー・デップとの離婚手続きを開始し、DVを受けたと証拠写真を突きつけ、ジョニーは和解金を支払うことになった。しかし当時、女優ウィノナ・ライダーがその訴えに疑問を呈した。18年12月、アンバーはフェミニスト・プロジェクト#girlgaze(DV被害者でありながら、訴えられずにいる女性たちに勇気を与えるプロジェクト)にSNSを通じて参加した後、アメリカの日刊紙「ワシントン・ポスト」のウェブサイトに寄稿文を発表し、DVの被害者として公の場で発言し、静寂を破った。

動画はすでに削除されているが、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のヒーロー、ジョニー・デップは、アンバーから虐待を受けたとも主張している。20年1月に、15年に録音された音声についての話題が再浮上した。その中ではアンバーがジョニーを殴ったと告白している。 16年7月には電話中の暴力的な口論があり、これも開示された。

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texte : Chloé Friedmann (madame.lefigaro.fr), traduction : Hanae Yamaguchi

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