ユアン・マクレガーの次女エスターが、音楽業界デビュー!
Culture 2020.09.23
二世モデルとして活躍するエスター・ローズ・マクレガーが、シンガーソングライターとしてバンドデビューを果たした。言わずと知れた、俳優ユアン・マクレガーの次女である。
現在18歳のエスターは、姉のクララとともに将来を期待された二世セレブである。2018年にフェンディの広告塔として登場した際には、美人姉妹として評判になったことも記憶に新しい。とりわけエスターは、あどけないベビーフェイスがトレードマークで、姉妹の中でもユアンの面差しを最も強く受け継いでいるといえるだろう(4人姉妹中、2人は養女)。
今回のエスターの歌手デビューは、何も唐突なものではない。ユアンは2017年に22年連れ添ったギリシャ系フランス人の美術監督イブ・マヴラキスと離婚。その際にエスターは、父を非難していると思われる自作の曲を、ギター片手に歌い上げてInstagramにアップしたのだが、その歌声が当時16歳とは思えない堂々としたもので、歌手デビューを望む声が当時から沸き起こっていた。
そんなエスターが満を持して、高校の同級生でサックス奏者のレオ・メジャーとデュオグループ“French Thyme(フレンチタイム)”を結成し、デビュー曲を披露したのだから、話題にならないわけがない。
プロデューサーも兼ねるレオとは、高校のフランス語のクラスで友人になったという。ふたりともフランス語を流暢に話し、子ども時代の夏は主にフランスで過ごしてきたバックグラウンドをもつ。彼らの音楽はバンド名の通り、フランスをルーツにしている。
発表された7曲の中には、英語とフランス語を繰り返し切り替える曲もあり、バイリンガルのシンガーソングライターとしての力量がいかんなく発揮されている。エスターのアーティストとしての魅力を、Spotifyで確認してみたい。
photo: Shutterstock/AFLO, texte::ERI ARIMOTO