料理家・高山なおみが本と言葉について綴り、語る一冊。

Culture 2021.01.01

一冊の本、ひとつの出合いが血肉になること。

『本と体』

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高山なおみ著 アノニマ・スタジオ刊 ¥1,980

料理家であり、文筆家でもある著者は「食べるように本を読んできた」という。26冊の本について語り、ともに本をつくってきた人たちと語り合ったこの本の中で何度もハッとさせられるのは、誤魔化しがなく何かを感じることが難しいせいだろう。この人の言葉に触れると世界の解像度が上がる気がする。自分の感覚を信じること、自分の言葉で語ること、語りえないものの豊かさを知ること。それができて初めて人は、何かと深く出合えるのかもしれない。

*「フィガロジャポン」2020年12月号より抜粋

réalisation : HARUMI TAKI

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