キャサリン妃、女王への直通電話を許される。
Culture 2021.02.04
キャサリン妃がほんの一握りの人が得られる特権を獲得したようだ——イギリス王室に詳しい専門家が、英雑誌「OK!」にエリザベス女王とキャサリン妃は直接連絡を取り合う仲であることを明らかにした。ここで、2人の女性の親密な関係を証明する話を紹介しよう。

「追悼の日曜日」のセタノフでの戦没者追悼式典をバルコニーから見守るエリザベス女王とキャサリン妃。(ロンドン、2019年11月10日)photo : Abaca
古くから伝わることわざに「招かれるものは多いが、選ばれる者は少ないのだ」というのがある。王室ファミリーに加わって間もなく10年、キャサリン妃は、エリザベス女王から非常に特別な特権を与えられた。
ケンブリッジ公爵夫人であるキャサリン妃は、将来の王妃としてウィリアム王子と共に王室を代表し、公務に積極的に出席してきた。彼女は自身の役割を真摯に受け止めているようだ。
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そんなキャサリン妃は、このところ、女王の大変なお気に入りとなっているようで、王室に仕えるたくさんのスタッフを介することなく、94歳のエリザベス女王と直通の電話でやりとりをしているのである。
「キャサリン妃はエリザベス女王と会話するための直通電話を持っており、女王と近況を伝え合ったり、子供たちの様子を報告したりしているといいます。キャサリン妃はいつも女王にアドバイスをもらっているそうです」と王室専門家であるダンカン・ラーコム氏は1月21日の「OK!」に語った。
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さらに、同氏は次のように明かした。「エリザベス女王にZoomの使い方を教えたのはキャサリン妃なんです。そのおかげで女王はひ孫たちの顔を見たり、頻繁に連絡を取ったりすることができている。実に素晴らしいことです」
texte : Solène Bonnet (madame.lefigaro.fr), traduction : Hanae Yamaguchi