メーガン妃、第2子出産間もなくか。
Culture 2021.02.15
また英国王室におめでたいニュースが舞い込んできた。
米現地時間14日、ハリー王子とメーガン妃の広報担当者が第一報として「Peple」に声明を出し、メーガン妃の妊娠を明らかにした。
「アーチーが兄になることをお知らせできます。サセックス公と公爵夫人は二人目の子を授かったことを大変喜んでおられます」
さらに夫妻は友人でもあるフォトグラファーのミサン・ハリマンのInstagramを通じて、自分たちのポートレートを公開。iPadで撮られたというモノクロの写真において、すでにメーガン妃のお腹は大きくせりあがっており、出産予定日はそう遠くないことが伺い知れる。
メーガン妃は昨年7月に流産を経験したが、その際の悲痛な心情を11月25日付の「New York Times」で、「子どもを失うことは多くの人が経験していますが、話されることはほとんどありません。耐えがたい哀しみを抱えるものです」とエッセイで綴っていた。その頃には今回の妊娠はすでに判明していたことになるが、喪失のあとの新たな妊娠発覚は、夫妻に大きな喜びをもたらしたことだろう。
さらにバレンタインの日に妊娠を発表したことにも意味があるといえそうだ。なぜなら、ハリー王子の両親であるチャールズ皇太子と故ダイアナ妃も、1984年のバレンタインの日にハリー王子を妊娠していることを明らかにしたからだ。両親にならって、この日に発表することを前々から決めていたとみる方が自然だろう。
夫妻に第2子が誕生すると、ロイヤルファミリーの序列も変わってくる。ハリー王子とメーガン妃は昨年春に英王室を離脱しているものの、依然として王位継承権を有しており、継承順位はハリー王子が第6位なのに対し、アーチーくんは第7位、そしてこれから誕生する第2子は第8位におさまることになる。
バッキンガム宮殿も声明を出しており、女王もこのニュースをとても喜んでいるという。女王にとっては、10番目のひ孫を迎えることになる。
photo: Reuters/AFLO, texte: ERI ARIMOTO