グウィネス・パルトロウが実践する、コロナ感染後のアフターケア。
Culture 2021.02.17
グウィネス・パルトロウが新型コロナウィルスに昨年感染していたことを明らかにした。
この1年間、セレブリティによるコロナ感染のニュースは再三報じられてきたが、グウィネスの場合は昨年の早い段階で罹っていたという。
グウィネスは自身が主宰するライフスタイルブランドGoopのウェブサイト上で、自身の体調がなかなか回復しないことを明かし、その後遺症を乗り越えるために実践していることについて綴っている。
「私は早い段階でCOVID-19に感染したのですが、疲労が長く残り、物忘れが増えました。1月にいくつかの検査をしたところ、体内の炎症レベルが非常に高いことがわかりました。そこで私は、この分野で最も優れた専門家のひとりで、機能医学の実践者であるウィル・コール博士に相談しました。彼は全ての検査結果をチェックした上で、これは治癒への道のりが通常よりも長くなりそうなケースだと説明してくれました」
そこからグウィネスが着手したのは、コール博士の本「Intuitive Fasting」に則ったデトックスを目的とする食事療法だという。博士が提唱するのは、ファスティング(断食)を取り入れつつ、ケトジェニック・ダイエットをベースにした植物中心の食事に切り替えることだが、ある程度の融通が利き、肉・魚は口にしていいが、砂糖とアルコールはNGだという。
「私は毎日午前11時まで断食しています。これまでもやっていたのでクレンジングには慣れていますが、ウィルのプランはより自由が利くので調整しやすいです。先日は、ホタテの貝柱にカリカリのケイパーとセージ添えたもの、アスパラガスにベーコンのヴィネグレットを添えたもの、アーディチョークにハーブとガーリックを詰めたものをつくってみました。砂糖不使用のキムチやコンブチャを見つけたり、レシピにココナッツアミノをたくさん使ってみたりしました」
「(博士の提案するレシピから)料理をたくさんつくってきましたが、本当においしいものもあるのです。私がしていることはすべて自分自身へのギフトであり、気持ちがいいことだと感じています。私にはエネルギーがあるので、朝に運動し、できる限り頻繁に赤外線サウナに入るようにしています。そのひとつひとつのすべてが癒しの行為なのです」
さらにこの食事療法によって、肌のコンディションが良くなるという利点もあったようだ。
「副次的な恩恵として、肌の調子が良くなってとても嬉しいわ。スキンケアにこれまでの倍、力を入れたいと思っています。2021年をメイクする必要のない年にしましょう」
texte: bfa/AFLO, texte: ERI ARIMOTO