羨むべき?同情すべき? レジェンドモデルの娘たち。

Culture 2021.05.28

ついこの前まで子どもだったイロナ、ジェネイ、カイア......、誰にも知られぬ存在だった少女たちは、レジェンドである母親たちの遺伝子に助けられ、驚異的なスピードでショーのスポットライトを浴びるようになった。

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数十年の時を経ても、娘たちが通る人生の道は、母親のそれに信じられないほど似ている。(左から:シンディ・クロフォードと娘のカイア・ガーバー、エステル・ルフェビュールと娘のイロナ・スメット)photo: Abaca/ Imaxtree /Getty

「良い点は、母が私に対してたくさんのアドバイスをくれること。難点は、母の見た目が本当に美し過ぎること」。カイア・ガーバーは、2017年2月に米ウェブメディア「Refinery29」のジャーナリストにこのように述べ、スーパーモデルの娘たちの人気上昇とともに沸き起こっている「彼女たちを羨むべきか、それとも同情すべきか?」というよくある質問に対してはっきりと意見を述べた。

カイアは1990年代の伝説的なスーパーモデルであるシンディ・クロフォードの娘である。イロナ・スメット、ジェネイ・ノア、その他の新人ティーンエイジャーモデルたちと同様、カイアも母親譲りのスレンダーな体型(長い脚も!)、美しい顔立ち、そして堂々とした雰囲気を継承している。

彼女は母親の姓ではなく、父親のランディ・ガーバーの姓を名乗っているが、成功するのが非常に難しい世界で、シンディ・クロフォードの娘であることが助けになったに違いないと思わざるを得ない。もし彼女の母が世によく知られた存在ではなかったら、カイアは2018年春夏のイザベル・マランのショーに出演できだろうか? おそらくこれほど早く、若くしてのデビューには至らなかっただろう。しかしながら、ランウェイを歩く可愛いブルネットヘアのカイアは、確かな魅力を放つ存在だ。

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当然の人気? 羨ましい運命?

一方、上記の質問に対する答えは、私たちが近年ランウェイで見かけるスーパーモデルの娘たちにとって必ずしもポジティブなものであるとは限らない。

多くの人が彼女たちの容姿を話題にする。そして、母親の単なるコピーにすぎないと言われ、それを毎日聞き続けることは、当然、容易なことではないだろう。母親のことを「美しすぎる」と認めたカイアの気持ちも理解できる...。

【写真】母から娘へ、ランウェイで受け継がれるもの。

カイア・ガーバーとシンディ・クロフォード、カトゥーシャ・ニアヌとエイデン・カーティス、ジェリー・ホールとジョージア・メイ・ジャガーなど、モデル界を席巻する親子たちを観察すると、誰もがふたりの類似点が気になり、「間違い探しゲーム」に興じてしまうはずだ。

texte : Adèle Chivet (madame.lefigaro.fr), traduction : Hanae Yamaguchi

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