詩人・菅原敏が綴った、48編の季節の詩。

Culture 2021.07.14

欧米やロシアでの海外公演、毎夜一編の詩を街に注ぐラジオ番組「at home QUIET POETRY」(J-WAVE)、「mitosaya 薬草園蒸留所」と共同制作した燃やすとレモンの香る詩集『果実は空に投げ  たくさんの星をつくること』など、幅広い表現活動をしてきた詩人の菅原敏。彼の近年の代表作48編をまとめた3年ぶりとなる新詩集『季節を脱いで ふたりは潜る』が刊行された。

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『季節を脱いで ふたりは潜る』菅原敏・著 雷鳥社刊 ¥2,200

本書では、詩人・菅原敏が、移ろいゆく暮らしをやさしく抱き寄せ、綴った季節の詩48編を収録。カバーを「脱ぐ」とあらわれる肌のような表紙や、帯につくられた「小さな海」など、造本にもこだわりぬいているのが特徴だ。また、新たな試みとして、1編の詩を電話で届ける読者特典「電話朗読室」の電話番号も本の中に隠されている。「2021年6月現在、先の見えない状況の中で、この本を手に取ってくださった皆様に何か声で詩を届けることはできないものかと考え、電話というシンプルな形を選びました。週に1度とささやかではありますが、朗読を聴きたいという方はお気軽にお電話ください」と菅原は語る。ぜひこの詩集を手に入れて、12カ月の季節の情緒を写した詩に耳を傾ける楽しみも味わって。

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●問い合わせ先:
雷鳥社
www.raichosha.co.jp

text: Natsuko Kadokura

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