キャサリン妃の義妹が結婚式で纏った思い出のドレス。

Culture 2021.09.22

度重なる延期を経て、9月11日、キャサリン妃の弟ジェームズは南フランスのボルム・レ・ミモザでアリゼ・テヴネと結婚式を挙げた。キャサリン妃とウィリアム王子も参列したこの忘れられない日に、アリゼは義母キャロル・ミドルトンのウェディングドレスを纏った。

 

 

「Mr & Mrs Middleton」。ジェームズ・ミドルトンは自身のインスタグラムで、新婚のふたりの笑顔の写真を投稿してニュースを発表した。

世間の好奇の目から逃れ、数カ月前から結婚式を計画していた恋人たちはついに南フランスで式を挙げた。英国の「Hello!」誌だけが、その収益をPets As Therapy協会に寄付することを条件に、結婚式の写真を掲載することを許可された。9月27日号の表紙では、アリゼ・テヴネのウェディングドレス姿が掲載されている。

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物語のあるドレス

「Hello!」のインスタグラムに掲載された写真には、田舎道を背景に、白のシトロエン2CVに乗った新婚夫婦の姿が。アリゼは、ボヘミアンなスタイルの、肩を出した白のロングドレスで登場。このドレスには特別な意味がある。約40年前に義理の母であるキャロル・ミドルトンが着たドレスだ。

 

 

32歳のフランス人のアリゼは、ジェームズの両親の家でロックダウン期間を過ごしている時に、この、家族のプライベートなドレスを着ることを決めたという。

アリゼ・テヴネは記者にこう語っている。「(昔からの習慣で)ウェディングの装いには、誰かから何かを借りなければならないもの。私の場合は、それがドレスだったのです。41年前、1980年6月の結婚式の日に義母のキャロルが最後に着たものです」。若い花嫁は、一度しか着られる機会のなかったこの美しきドレスに、第二の人生を与えたいと考え、この選択をしたという。

text : Blanche Marcel (madame.lefigaro.fr)

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