「私は母にずっと支配されていた」マドンナの長女が語る、複雑な親子関係。

Culture 2021.10.18

マドンナの娘が母親との関係について語った。母のことは好きだけれど、自立願望も強いようだ。

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マドンナの長女が母親について語り、強い自立願望を明かした。(ニューヨークで開催されたメット・ガラの写真、2021年9月13日)photo: Getty Images

自分は「たくさん葉っぱを吸う」し、嫌いなのは俳優やティックトックに出ている人、そしてロサンジェルスの住民たち。米のインタビュー誌がマドンナの長女、ローデス・レオンのロングインタビュー記事を10月14日に掲載した。母親との関係についてローデスは率直な思いを語った。

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マドンナはいちばんの働き者

マドンナが元パーソナルトレーナーのカルロス・レオンとの間に産んだのがローデス・レオン。母娘は愛情で結ばれているが、一筋縄ではいかない部分もある。たとえばマドンナは自分のタンスに鍵をかけているそうだ。「母は出かける時、持ち物に鍵をかけて行きます。私が、自分には取る権利があると思うものを取ってしまうから」とローデスは言う。

現在25歳のローデスは母のことをこんなふうに見ている。「母は朝3時まで家の中で動き回っている時もあります。私が知っている人の中で母は1番の働き者だと思います。残念ながら、私はそうではありません。支配したがる悪い癖は受け継ぎましたが、仕事観は受け継いでいません」

支配の問題はローデスの行動を決める動機にもなっている。最近、スワロフスキーの顔となった彼女は自分の学費やアパート代を自分で払っている。「母は、有名人の子供たちを見て、『自分の子供はあんな風にはしない』と思っていたのだと思います。そもそも、親にお金を出してもらうと、親が子供に圧力をかける口実となります。母は支配することにとても執着していて、ずっと私を支配してきました。高校卒業後は、母から完全に自立する必要に迫られていました」

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上っ面だけ見ない

自立したいと思っている一方で母の思慮深いアドバイスには耳を傾ける。そのアドバイスとは、どうやら次のようなものらしい。どうして有名になりたいのか「上っ面だけ見ずに」よく考えるように、ということだ。「母から最近言われたことが心に残っています(中略)『覚えておきなさい、お金とか顔、セクシーな見た目なんてかりそめのこと。大事なのはあなたがこの世界になにをもたらし、何を残すかよ』周りが見えなくなっている時に冷静さを取り戻させてくれる言葉です」

母親を批判する一方でその良さもあっさり認める。そして母のことを「影響力がある」とか「すごい人」と言いながら守る姿勢も忘れず、ちょっかいを出そうとする相手を牽制する。「私の母の話はしないで、自分の母親の話をされたくないならね。私の母を○○と呼びたいの? なるほど、私の母は○○ですね。私の母のことをあれこれ言う権利があると思うなら、あなたの母親についても同じことをするわよ」

text: La Rédaction(madme.lefigaro.fr)

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