「シャルレーヌが恋しい」。アルベール2世、破局をめぐるうわさを語る。
Culture 2021.11.07
南アフリカで療養中のシャルレーヌ公妃は、まだモナコに戻っていない。夫のアルベール2世が、「Point de vue」誌のインタビューで近況を語った。
モンテカルロ・ガラ・フォー・グローバル・ヘルスに出席したモナコのシャルレーヌ公妃とアルベール2世公。(モンテカルロ、2020年9月24日) photo : Getty Images
妻との長い別居生活に心を痛めていた大公が、沈黙を破った。モナコ公国のアルベール2世は、COP26のためのグラスゴー訪問を前に、Point de vue誌のインタビューに応じた。温暖化対策への姿勢やコミットメントを示したほか、2月から南アフリカに滞在している妻についても同誌に打ち明けている。「彼女がとても恋しい」という言葉は、長期間の伴侶の不在を感じさせるものだった。
モナコのシャルレーヌ公妃のアフリカ訪問は当初数日の予定だったが、深刻な健康上の理由により、滞在が長期化。そのため、ふたりの破局のうわさが数多く流れた。「さまざまなところに掲載されたこれらの記事は、非常に不快でしたし、傷つきました。妻にとっても、私にとっても、そしてモナコにとっても」とインタビューに答えている。
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帰国は間近?
アルベール2世公によると、シャルレーヌ公妃は数週間以内にモナコに戻ってくる予定だという。「彼女はずいぶんと良くなっています。最後の手術は、鼻中隔に関わるものでしたが、非常にうまくいきました」と大公は明かした。そして「彼女はすぐに戻ってくる予定です」と付け加えた。「彼女はナショナルデーの前にモナコに帰国するでしょう。正確な日付をお伝えすることはできませんが、その時が来ればわかります」。モナコのナショナルデーは11月19日であることから、帰国は間近のようだ。
また、12月に7歳になる双子のジャック公子とガブリエラ公女が母親との再会を待ち焦がれているとも語った。これらの発言により、ふたりの破局にまつわるうわさは一掃され、再びモナコに公室ファミリーが集合する日が待たれている。
それまでの間、アルベール2世公は、COP26が開かれているスコットランドに連れて行ったり、ドイツのテーマパーク、ヨーロッパ・パークで1日を過ごしたりするなど、子どもたちのお世話で忙しいようだ。
text:Alice Mascher (madame.lefigaro.fr)