チャールズ皇太子夫妻、「コロナ時代」らしいクリスマスカードを作成!?
Culture 2021.12.13
チャールズ皇太子夫妻のクリスマスカードが公表された。ふたりが選んだ写真は、コロナ対策でマスクをつける姿が写ったものだった。
チャールズ皇太子とカミラ夫人は 2022年のクリスマスカードを公表した。(アスコット、2021年6月16日)photo: Getty Images
みんなマスクをしてパーティーを楽しみましょう。そんなメッセージが込められていそうな夫妻のクリスマスカードを2021年12月11日、チャールズ皇太子の公邸、クラレンス・ハウスがインスタグラムに投稿した。
そしてキャプションには、「クリスマスへのカウントダウンが始まりました。ウェールズ公とコーンウォール公爵夫人からの今年の公式クリスマスカードをシェアします」と書かれていた。写真には6月16日にアスコットのロイヤルホースレースで撮影された皇太子夫妻が写っている。二人は正装姿で、チャールズはマスクを着用済み。そしてカミラ夫人がマスクをつけるのを手伝っていた。ホリデーシーズンにも自分を守る行動をしようと呼びかけているようにも見えた。
---fadeinpager---
これまでよりもロイヤルな印象
今年のチャールズ皇太子夫妻のクリスマスカードは例年とは大きく雰囲気が変わっていた。昨年はずっとカジュアルな服装で、カミラ夫人はジーンズを履いており、花の咲く庭の中で仲良くベンチに座っていた。一昨年はカリブ海の島でオープンカーに乗って運転する姿だった。2022年は、プリンス・オブ・ウェールズ夫妻にとってロイヤルな年になるのだろうか?
---fadeinpager---
2022年に即位するだろうか?
エリザベス女王の健康状態が心配される中、女王亡き後どうなるかが関心の的となっている。英国の王位継承順位に従い、長男のチャールズ皇太子が、現在在位69年となる女王の跡を継ぐだろう。しかし、問題はカミラ夫人の地位だ。チャールズ皇太子はかれこれ16年間生活を共にしてきた妻のカミラ夫人が「正式な称号」を得ることを望んでいる、すなわち伝統に従い、王妃の称号を得ることに固執していると言われる。さて、来年はどんな年になるのだろうか。
---fadeinpager---
チャールズ皇太子はスタイル・アイコン?
1 タキシードにポマードでなでつけた頭にシグネットリングで典型的な貴族の装い。(1981年3月9日、ロンドンでダイアナ妃と) photo: Abaca
---fadeinpager---
2 ぎりぎりアウトになりそうなファッションだが、「ダンディな貴族」のカードで丸く収まる。(シエラレオネ、2006年11月28日) Chris Jackson/photo: Abaca
---fadeinpager---
3 還暦を迎えた皇太子のフェイスブック用プロフィール写真がこれ。(ロンドン、2008年11月13日)Hugo Burnand/photo: Abaca
---fadeinpager---
4 ハンターブーツに防水バブアージャケット。グラストンベリー・フェスティバルにでも行くのだろうか?正解はキノコ狩りをしているところ。(イギリス、ウィルトシャー、イギリス、2007年5月14日)Barry Batchelor/photo: Abaca
---fadeinpager---
5 まだギネスビールやスコッチウィスキーの魅力を知らなかった、はるか昔の1970年代の頃の姿。 photo: Abaca
---fadeinpager---
6 40年後はこの通り、ビール大好きに。(カンブリア、イギリス、2007年2月5日)Mike Dunlea/photo: Abaca
---fadeinpager---
7 ダンディな貴族だからこそ、隊員の身だしなみも気になる。(バークホール、スコットランド、2007年10月20日)Danny Lawson/photo: Abaca
---fadeinpager---
8 永遠に定番のファッションのダンディは、やり過ぎのファッションには当然理解を示さない((ロンドン、2007年10月25日)Clara Molden/photo: Abaca
---fadeinpager---
9 もちろん、工事用ヘルメットと安全ジャケット姿でもエレガントだ。(ランダバリー、イギリス、2008年2月22日)Barry Batchelor/photo: Abaca
---fadeinpager---
10 男らしく、筋肉質でロマンティック・・・チャールズ皇太子になびく女性は多かった(バルモラル、ダイアナ妃と、1981年8月)Anwar Hussein/photo: Abaca
---fadeinpager---
11 クラブタイはセミウィンザーノットなのは父親に学んだのだろうか。この際、白い乗馬ズボンは無視することにしよう(ウィンザー・ポロクラブ、撮影日不詳)photo: Abaca
---fadeinpager---
12 ポッと上気した顔の皇太子、伝統的なツイードのジャケットで。(1976年)photo: Abaca
---fadeinpager---
13 カナダ訪問時の皇太子。毛皮の帽子で西武開拓時代の英雄、ディヴィッド・クロケットばりのいでたちだ。(1975年4月)photo: Abaca
---fadeinpager---
14 母と同級生の男の子たちしか知らなかった、少年時代のチャールズ。(バルモラル、スコットランド、1978年11月14日)photo: Abaca
---fadeinpager---
15 部族の頭飾りにサメの歯のネックレスをしていようが大丈夫、ウェールズ公の気品は損なわれない(ニューギニア、1984年) Anwar Hussein/photo: Abaca
---fadeinpager---
16 さて、これぞイギリスの貴族が好むマスタードカラーVネックセーター。(ウィリアム、ダイアナ妃と、1983年) Anwar Hussein/photo: Abaca
---fadeinpager---
17ファッション的にデヴォンの熱帯温室の所長(左)に圧勝。(イギリス、2011年7月12日)Matt Cardey/photo: Abaca
---fadeinpager---
18 40年間愛用の靴はどんな過酷な体験にも耐える。(ジャージー島、2012年7月18日)Chris Jackson/photo: Abaca
---fadeinpager---
19 愛用のグレーのダブルブレストスーツ姿(でオープンバーに向かう)(カミラ夫人と、ガーンジー島、2012年7月19日)photo: Abaca
---fadeinpager---
20 バラク・オバマのブレザーについてちょっとした意見を言った後の気まずい瞬間。(ウイストリハム、フランス、2014年6月4日)Robin Utrecht/photo: Abaca
---fadeinpager---
21 チャールズ皇太子はカラーシャツの着方を知らないって誰が言った?(スウィンドン、イギリス、2014年7月17日) Michael Dunlea/photo: Abaca
---fadeinpager---
22 ウィンザー・ポロ・クラブでのチャールズ皇太子。(ロンドン、2014年7月27日)Yui Mok/photo: Abaca
---fadeinpager---
23 女王のコーギー犬の群れを散歩させるときのチャールズ皇太子。(スコットランドのどこか、2003年6月16日)Andrew Milligan/photo: Abaca
---fadeinpager---
24 イギリス国民はチャールズ皇太子を笑いの種にするけれど、チャールズ皇太子も負けていない。ここでは女王へのお辞儀に失敗した人に爆笑中。(エリザベス女王と、アバディーンシャー、2006年9月2日)photo: Abaca
text: Camille Lamblaut(madme.lefigaro.fr)