療養施設入所中のシャルレーヌ公妃、「さらに数カ月のケア必要」。

Culture 2021.12.25

「身体的にも精神的にも疲弊し」、モナコシャルレーヌ公妃は専門療養施設に入所している。12月23日、モナコ公宮はAFPを通じて発表した声明の中で、回復には「まだ数カ月かかる」と示した。

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聖デヴォート大聖堂でのセレモニーに出席するモナコのシャルレーヌ公妃。(モナコ、2021年1月27日) photo : Getty Images

グリマルディ家恒例のクリスマスカードに、今年は夫や子どもたちとともに、シャルレーヌ公妃がイラストで描かれた。12月21日に公開されたこのカードは、多くの疑問を投げかけた。モナコのシャルレーヌ公妃は意図的にイラストを選んだのか、それとも長期不在のための致し方ない措置だったのか・・・・・・。その2日後、モナコ公宮はAFPを通して声明を発表した。

“順調な”回復

ここ数週間、モナコ外の専門施設で治療を受けているシャルレーヌ公妃の回復には、さらに数カ月のケアが必要となる見込みである、とモナコ公宮は公式に発表した。「回復にはさらに数カ月を要するとはいえ、シャルレーヌ公妃の療養は順調に進んでいます」と声明には書かれている。また、夫のアルベール2世公と子どもたちは、クリスマスシーズンに彼女を訪問することになっているという。

さらに「健康状態が回復し次第、公妃は再び、大きな喜びをもって、モナコ国民とともに時を過ごすことができるでしょう」とモナコ公宮は続け、この困難な時期の間、夫妻と子どもたちのプライベートな生活を尊重するよう求めた。

シャルレーヌ公妃は、故郷の南アフリカでの長期滞在を終え、11月8日にモナコに帰国した。10月初旬には、全身麻酔の手術を受けていた。

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深い疲労状態

しかし、シャルレーヌ公妃は11月16日に出席するはずだったモナコ赤十字のイベントを欠席。その3日後のモナコの建国記念日の式典にも出席しなかった。その後、モナコ公宮の関係者はAFPに、彼女が「弱り果て、非常に疲れている」という理由で、モナコ外の医療療養機関に入所したことを明かした。

11月16日に発表されたモナコ公宮の声明によると、シャルレーヌ公妃は、ここ数カ月間の「非常に厳しい医療経過」による「全身の深い疲労状態」から回復するために、静養期間が必要であるという。

元競泳選手でもあるシャルレーヌ公妃は、1978年にジンバブエで生まれ、2011年にモナコのアルベール2世と結婚した。シャルレーヌ公妃の長期不在により、ふたりは7月にあった結婚10周年をモナコで一緒に祝うことができなかった。

text : Chloé Friedmann (madame.lefigaro.fr) with AFP

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