モナコのアルベール2世の婚外子と嫡出子の双子、全員並んだ写真が初公開!
Culture 2022.01.05
モナコのアルベール2世の長女であるジャズミンは、2021年を振り返るビデオの中で、異母兄弟・姉妹全員と一緒の写真を投稿した。
モナコのナショナルデーの折、宮殿のバルコニーに登場したアルベール2世、ジャック公子、ガブリエラ公女。(モナコ、2021年11月19日) photo: Abaca
モナコのアルベール2世の妻、シャルレーヌ公妃は健康上の理由により、昨年11月から公の場に姿を現していない。夫妻の子供である双子のジャック公子とガブリエラ公女(ともに7歳)が、父の非摘出子であるアレクサンドル・グリマルディ・コステ(18歳)とジャズミン・グリマルディ(29歳)と一緒に映る写真が初めて公開された。この写真は、ジャズミンが2022年初の週末にインスタグラム投稿した、2021年の思い出を振り返るビデオの中にあったものだ。
写真の中のジャズミンはジーンズにクロップ丈のトップスを着て髪を三つ編みにしている。傍のアレクサンドルはバスケットのショートパンツにTシャツ姿、ふたりの隣でにっこりカメラを見つめているのはピンクのダウンジャケットを着たガブリエラで、さらにその隣には双子の弟ジャックがいる。
ジャズミンとアレクサンドルは父親から認知されているものの婚外子であるため、公位継承権を主張することはできない。一方、両親の結婚から3年後の2014年に誕生したジャック公子とガブリエラ公女は、それぞれ公位継承順位が1位と2位となっている。
アルベール2世の4人の子供、ジャズミン、アレクサンドル、ガブリエラ、ジャックの4ショット写真。
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初4ショット写真
ジャズミン・グレース・グリマルディとアレクサンドル・グリマルディ=コストは共に、モナコのアルベール2世の年長の子どもだ。長女ジャズミンは現在29歳の女優で、カリフォルニアに住む。母親はアメリカ人のタマラ・ロトロで、2006年にDNA鑑定の末、アルベール2世は自分が父親であることを認めた。ジャズミンが父親に初めて会ったのは11歳の時だった。
2003年には長男のアレクサンドルが誕生した。アルベール2世はモナコ大公に即位する直前の2005年5月に、自分が生物学上の父親であることを認めた。母親はトーゴ出身の元エールフランス航空客室乗務員、ニコル・コステだ。昨年8月、アレクサンドルの18歳の誕生日の折にジャズミンは、インスタグラム投稿を通じてアレクサンドルと仲良しであることを明かし、誕生パーティの写真をシェアした。子供たちは四人とも一般に顔が知られているが、四人が一緒に写っている写真が公開されるのは今回が初めてとなる。
text: Mathilde Seifert (madame.lefigaro.fr)