時代の変わり目に読む、私のとっておきの一冊 人新世という時代に、未来の描くための手引き書。
Culture 2022.01.06
書物からもらったメッセージで生き方や価値観が変わることもある。クリエイター32人が、いま読み直したい本、薦めたい本とは?
小野りりあん
モデル/アクティビスト
人新世という時代に、未来の描き方の手引き。
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『人新世の「資本論」』
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斎藤幸平著 集英社刊 ¥1,122
「私たちって、なんで毎日忙しく働いているんだっけ? 気候変動って、どのくらい大変なことになっているの? どんな社会になったら、地球環境の危機は解決して私たちの生活も豊かになるのかな? そんな問いに、自分自身の考えを持つことができるようになる本だと思います。気候変動と人権問題を解決していく一手とは何なのか、自分には何ができるのか、いつも考えて行動しているので、この本から大きなインスピレーションを受けました。人新世という時代に私たち人間がどんな未来を描いて、どんな生き方を選んでいくか。それによって、これから訪れる未来が大きく違うことに気付くことができるはず」
Lillian Ono/モデル、気候アクティビストとして精力的に活動。昨年は、アクティビストハウスの立ち上げやオンラインコミュニティGreen TEAを企画。
*「フィガロジャポン」2021年11月号より抜粋
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