ウェス・アンダーソンが熱愛、映画史に残る33本の素晴らしきシネマたち。

Culture 2022.01.19

1月28日より公開される『フレンチ・ディスパッチ  ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』の監督、ウェス・アンダーソンが、出演俳優やスタッフたちに「ぜひ、これを観るべし」とオススメした作品をここに紹介。自らのプロダクションやイマジネーションソースを公表してくれるウェス。それは、ウェス作品が映画制作過程までも観客の興味を呼び起こし、彼の「アタマの中」で何が起きて、どんなクリエイティブがなされているのかを知ることが愉しいからでもある。映画史に残るクラシックな名作からドキュメンタリーまでユニークなリストアップは、『フレンチ・ディスパッチ』を2倍3倍濃く味わうための助けになるはず! 

『素晴らしき放浪者』

フランスの印象派を代表する画家、ピエール=オーギュスト・ルノワールの次男である映画監督、ジャン・ルノワールへのウェス・アンダーソンの敬愛は広く知られている。特に1935年の犯罪映画『トニ』に関して、「これ以上最高な作品はない」と語っている。『素晴らしき放浪者』は『トニ』の3年前に作られた作品で、人生に絶望した不良者がセーヌ川に飛び込んだところを偶然通りかかった書店主に救われ、家で手厚く保護をされる話。本来出会うはずのない違う階級の人間が、偶然に導かれ親しくなる物語はルノワールの好きな題材で、『フレンチ・ディスパッッチ』でも記者と取材対象となる人物の関係性に見出すことができる。たとえば第1章「コンクリートの「確固たる名作」」での主役である凶悪犯(ベルチオ・デル・トロ)と、彼の絵に商機を見出した美術商(エイドリアン・ブロディ)の関係性がそれ。また、『素晴らしき放浪者』に出てくる書店主の書店の素晴らしい書棚は、ビル・マーレイ演じるフレンチ・ディスパッチ編集部の書棚のモデルのひとつと考えられる。また、運河に流れつく男のエピソードも『フレンチ・ディスパッチ』に使われている。(金原由佳)

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●監督・脚本/ジャン・ルノワール ●出演/ミシェル・シモン、シャルル・グランバル、マルセル・エイニアほか ●1932年、フランス映画 ●84分、モノクロ作品 ●Blu-ray\2,750 DVD\1,980 販売・発売:アイ・ヴィー・シー
© 1931 - PATHE RENN PRODUCTION - PROD.MICHEL SIMON

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『どん底』

ウェスのお気に入りの作家、ジャン・ルノワールがロシアの作家、ニコライ・ゴーゴリの同名の小説を翻案にしたもの。ジャン・ギャバン演じる泥棒がギャンブルで全財産を失った貴族の家に忍び込んだ際、館の主である男爵と意気投合し、男爵は身一つで泥棒の住む貧民街のアパートに移り住んでくる。階級差のある人間のふとした出会いから運命的な親交を深めるというウェスの好きな題材は、この映画にも原型を見ることができる。また、この作品ではジャン・ギャバンと、その情婦と妹との三角関係も描かれ、第2章「宣言書の改定」でのティモシー・シャラメを巡るフランシス・マクドーマンドとリナ・クードリは、三角関係の変調と見ることもできる。ルノワールはモンパルナス育ちであることも、モンパルナスを参考舞台とする『フレンチ・ディスパッチ』においては重要な要素だったに違いない。なお、ゴーゴリの同じ原作を映画化した黒澤明の『どん底』に対しても、ウェスは別の機会に大好きな作品として挙げている。(金原由佳)

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●監督・共同脚本/ジャン・ルノワール ●出演/ジャン・ギャバン、ルイ・ジューヴェ、シュジー・プリムほか ●1936年、フランス映画 ●95分、モノクロ作品 ●DVD¥5,040 販売・発売:ジュネス企画 

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『ゲームの規則』

ジャン・ルノワールが第二次世界大戦開戦の年に発表。フランスの急激な変化を鑑みてか、ルノワールは冒頭で第二次世界大戦の前夜を舞台にしているが、風俗を忠実に描写したものではないとあえてことわりを入れている。ドイツ軍の靴音が近づいてくる気配を感じさせつつ、映画が描くのは恋のさや当てに興じる上流階級の人々の贅沢な暮らしぶり。ウィーンからパリの候爵夫人となったクリスティーヌは、大西洋を23時間で横断した国民の英雄である若き飛行家のアンドレから求愛を受けている。そのことを知った伯爵は、結婚前からの愛人と手を切り妻と再度やり直そうと考えるが、クリスティーヌにはアンドレの他に幼なじみのオクターブという気の置けない存在もいて気が気ではない。パーティに食事会、大人数でのウサギ狩りなど享楽的な雰囲気が続くが、ラスト、突如、最も若くて美しい人の唐突の死で祭りは終わる。これは第2章「宣言書の改定」でも繰り返される悲しくて切ない構成である。(金原由佳)

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●監督・脚本・出演/ジャン・ルノワール ●出演/マルセル・ダリオ、ノラ・グレゴール、ローラン・トゥータンほか ●1939年、フランス映画 ●106分、モノクロ作品 

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『現金に手を出すな』

『どん底』でも主役を演じたジャン・ギャバンのいぶし銀のような渋い魅力を放つギャング映画。ルノワールの助監督を務めた後、犯罪映画の巨匠となるジャック・ベッケルの名を高めた作品で、フレンチ・フィルムノワールを代表する作品でもある。『現金に手を出すな』は12歳からパリの裏社会でタクシー運転手をはじめ、さまざまな職業を経験したアルベール・シナモンが自身が見聞きした事件に発想を得たもので、映画化に際しては脚本も手がけている。ギャバン演じる初老のギャングが引退を考え、最後のヤマで5千万フランものの金塊を奪うものの、相棒が入れあげる若い踊り子経由で麻薬密売組織から狙われることに。クライマックスの激しい銃撃戦は『フレンチ・ディスパッチ』の第3章「警察署長の食事室」で引用されている。ギャバン演じるマックスが自身の万一を考え、行きつけのレストランの女主人に命と金を任せる信頼性の転用が、警察署長と彼のお抱えシェフの物語と考えるのも楽しい。(金原由佳)

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●監督・共同脚本/ジャック・ベッケル ●出演/ジャン・ギャバン、ルネ・ダリー、ジャンヌ・モロー、リノ・ヴァンチュラほか ●1954年、フランス・イタリア映画 ●96分、モノクロ作品 

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『穴』(別題:脱獄の報酬)

『フレンチ・ディスパッチ』第3章「警察署長の食事室」において、刑務所内の留置所に収監されている犯人が登場する。厳重な監視から犯人が逃げる、というのは犯罪映画の醍醐味だが、映画史に残る逃亡劇といえばジャック・ベッケルの『穴』。看守の目を盗んで床下に穴を掘って脱獄を目論む4人の囚人の元に、妻の殺人未遂で収監された若い男が加わり、彼に計画を伝えるか伝えないかでそれぞれの思惑が絡み合っていく。ウェスが愛する実録モノの犯罪映画で、驚くべきことに、素晴らしい演技を見せるベテラン囚人ロランを演じるジャン・ケロディはモデルとなった脱獄事件の犯人のひとり。そして、原作者のジョゼ・ジョヴァンニはロランと獄中で一緒に脱獄の計画を練った仲間というから、まさに事実は小説よりも奇なり!驚きに満ちたコラムを書き残そうとするフレンチ・ディスパッチ編集部の面々たちのエスプリと通じ合う。(金原由佳)

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●監督・共同脚本/ジャック・ベッケル ●出演/ ジャン・ケロディ、フィリップ・ルロワ、ミシェル・コンスタン、カトリーヌ・スパークほか ●1960年、フランス映画 ●124分、モノクロ作品 ●Blu-ray ¥5,280販売・発売:アイ・ヴィー・シー
©1960 STUDIOCANAL-Magic Films S.P.A. All Rights Reserved.

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『肉体の冠』

自身の記者人生において最も印象深い出来事を描くという題材であるがために、『フレンチ・ディスパッチ』はいくつかの実在の事件を基にした犯罪映画の引用を公表している。そのひとつが、ジャック・ベッケルの『肉体の冠』。パリに実在したという伝説の娼婦マリーをシモーヌ・シニョレが演じ、彼女を巡って起きる男たちの諍いと決闘と殺人についての映画である。マリーはギャングであるロランの情婦だが、ロランの支配欲に飽いており、刑務所から出て来たばかりの大工のマンダと酒場で踊ったことをきっかけに、マンダへの興味を募らせる。その態度に怒ったロランとの決闘で殺人犯となり、マンダの捜査を巡る警察の動きや死刑にいたる詳細な描写などが、『フレンチ・ディスパッチ』の中に散見される。(金原由佳)

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●監督・共同脚本/ジャック・ベッケル ●出演/シモーヌ・シニョレ、セルジュ・レジアニ、クロード・ドーファンほか ●1951年、フランス映画 ●98分、モノクロ作品 DVD¥5,040 販売・発売:ジュネス企画

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『中国女』

『フレンチ・ディスパッチ』第2章の「宣言書の改定」は政治の季節に出会った大学生たちのラブストーリー。男子寮の男子学生たち、女子寮の女子学生たちが大学改革を目指してカフェで熱く集会をし、議論を交わす。ジャン=リュック・ゴダールが商業映画に別れを告げ、政治の季節に突入することになったきっかけの『中国女』。時期的に1966年の中国の文化大革命と68年のパリ五月革命の合間である67年に発表された作品で、5人の若者が共同生活を送る中で、マルクス・レーニン主義を経由してマオイズムに染まっていく過程を意外なほど飄々としたタッチで描く。ウェス自体は「宣言書の改定」のバックグラウンドを五月革命であるとは直接語っていないが、当時の学生たちの在り方の参考にしたのは確か。「宣言書の改定」でティモシー・シャラメ演じる学生運動のリーダーと恋に陥る女子学生を演じたリナ・クードリは、ゴダールよりもジャック・リヴェットやクルーゾーの映画を観るように指示を受けたというが、劇中のリナ・クードリは『中国女』のヒロイン、アンヌ・ヴィアゼムスキーの面影をところどころで見出すことができる。すなわち、超キュート!(金原由佳)

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●監督・脚本/ジャン=リュック・ゴダール ●出演/アンヌ・ヴィアゼムスキー、ジャン=ピエール・レオー、ジュリエット・ベルトほか ●1967年、フランス映画 ●103分 ●DVD¥2,090 販売・発売元:KADOKAWA 
©LA CHINOISE 1967 Gaumont/Cine Mag Bodard/Roissy Films/M.Nicolas Lebovici

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『男性・女性』

ジャン=リュック・ゴダールが、1960年代後半のパリを生きる若者たちの軽やかな生態を、加工することなく瞬間保存したかのような作品。21歳の青年ポール(ジャン=ピエール・レオー)は政治運動にかぶれながらも、頭の中は女の子への興味でいっぱい。ある時、カフェで新進アイドル歌手のマドレーヌ(シャンタル・ゴヤ)と出会い、ふたりは恋に落ちていく。ゴダールがモーパッサンの短編に触発され、“15の明白な事実”として政治、セックス、恋愛観、今後の展望など、シネマヴェリテの手法による登場人物のインタビューが挿入される。『フレンチ・ディスパッチ』でも、各コラムニストがカメラに向かって自分の体験を語るシーンがあり、内容以上に映像スタイルでの影響が見受けられる。(金原由佳)

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●監督・脚本/ジャン=リュック・ゴダール ●出演/ジャン=ピエール・レオー、シャンタル・ゴヤ、ブリジット・バルドー、フランソワーズ・アルディほか ●1965年、フランス・スウェーデン映画 ●104分、モノクロ作品 ●DVD¥2,090 販売・発売元:KADOKAWA 
©
1966 ARGOS FILMS-ANOUCHKA FILMS

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『女と男のいる舗道』

人生に疲れ果てているナナという女性が、離婚した夫につまらない日常の不満をぶちまけているところから物語は始まる。ゴダールの最初の妻であったアンナ・カレーナがナナを演じ、さしたる理由もないまま舗道をうろつく日々のある時、ふと思い立ったような気軽さで男たちに身体を売る仕事を生業としていく姿を淡々と描く。1960年代のパリのあちこちが風景として出てきて、愛らしいお嬢さんが裏稼業の女らしい風情を身に纏っていく変化が記録される。ナナが劇中、映画館で見る映画はデンマークの映画監督カール・ドライヤーの28年の作品『裁かるゝジャンヌ』。ジャンヌ・ダルクが宗教裁判にかけられて焚刑になるまでの変遷を、ルネ・ファルコネッティの強い眼力を強調するかのようなアップを多用して構成されていて、『女と男のいる舗道』でもアンナ・カレーナのクローズアップが効果的に使われている。ラストの若くしての唐突な死は、第2章「宣言書の改定」に引き継がれている。(金原由佳)

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●監督・脚本/ジャン=リュック・ゴダール ●出演/アンナ・カリーナ、サディ・レポ、ブリス・パランほか ●1962年、フランス映画 ●84分、モノクロ作品 ●DVD¥5,280販売:紀伊國屋書店 発売:シネマクガフィン
© 1962 . LES FILMS DE LA PLEIADE . Paris

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『犯罪河岸』

『フレンチ・ディスパッチ』は事件簿という側面があるが、その上でウェス・アンダーソンが犯罪映画でリスペクトを込めて引用している映画作家がジャック・ベッケルと、このアンリ=ジョルジュ・クルーゾーである。『犯罪河岸』はクルーゾーが1947年に発表した作品で、ヴェネチア国際映画祭で彼に監督賞をもたらした。坊ちゃん育ちのモーリスは、下町育ちで気が多い歌手の妻ジェニィのピアノ伴奏家として糊口をしのいでいる。キャバレーでの仕事を得て人気が出だしたジェニイに、映画プロデューサーがまといつくようになり、モーリスは嫉妬にかられ、遂には殺しを決意するが……。この映画で見逃せない登場人物は、映画プロデューサー殺人事件の捜査を担当する警視庁の切れ者アントワン。彼は妻がおらず、シングルファーザーとして小さな男の子を育てていて、それが『フレンチ・ディスパッチ』の第3章「警察署長の食事室」で、大切な一人息子をギャングに誘拐されてしまうマチュー・アマルリックが演じるシングルファーザーの警察署長の役どころに引用されているのが見て取れる。(金原由佳)

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●監督・共同脚本/アンリ=ジョルジュ・クルーゾー ●出演/シュジー・ドレール、ベルナール・ブリエ、シモーヌ・ルナンほか ●1947年、フランス映画 ●105分、モノクロ作品 ●DVD \5,040 販売・発売元:ジュネス企画 

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『犯人は21番に住む』

犯罪映画で後に名を挙げ、ヒッチコックにもライバル視されることになるアンリ=ジョルジュ・クルーゾーのデビュー作。パリ、モンマルトルのある通りで連続殺人が起きる。わざわざ自身の名前を記した名刺を死体に置く犯人は、あざ笑うように警察の捜査をかいくぐる。目ぼしい容疑者が逮捕される度に違う殺人が起き、また名刺が置かれるという摩訶不思議。ピエール・フレネー演じる警視庁の本庁から派遣された探偵はスマートな紳士で、女優として名を売りたいがために探偵のアシスタントに名乗りを上げる愛人役はクルーゾーの『犯罪河岸』でも同様にキャバレーの歌手を演じている。『フレンチ・ディスパッチ』第3章「警察署長の食事室」で、ギャングのボスの情婦役を演じるシアーシャ・ローナンはクルーゾーの犯罪映画におなじみの夜のキャバレーで輝く女たちの色香を纏っている。(金原由佳)

●監督・共同脚本/アンリ=ジョルジュ・クルーゾー ●出演/ピエール・フレネー、シュジー・ドレール、ジャン・テシエほか ●1943年、フランス映画 ●90分、モノクロ作品 

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『真実』

アンリ=ジョルジュ・クルーゾーが、女優としての円熟期に突入しつつあるブリジッド・バルドーを主演に迎えた愛のトライアングル。バルドー演じるのは自身の魅力に自覚的で、次から次へと恋人を変えるドミニクという美容学校に通う女性。ある日、音楽学校に通う妹の友だちで指揮者志望のジルベールと知り合い、彼だけには頑なに身体を許さない。奔放な姉と生真面目な妹、そして、ふたりの間の小賢しく行き来する野心的で利己的な男。第2章「宣言書の改定」で、ティモシー・シャラメと運命的な出会いを果たす女子学生ジュリエットを演じるリナ・クードリは、この役を演じるにあたってウェスから『真実』を観るよう指示を受けたというのは、ティモシー・シャラメを軸にした三角関係を演じるからだろう。また『真実』では、ドミニクの妹を訪ねてきたジルベールが部屋に入ると、ベッドでシーツに裸で寝そべり、ラテン音楽に合わせてヒップでリズムをとっているドミニクと出会うというスリリングなシーンを用意している。ウェスは「宣言書の改定」でフランシス・マクドーマンド演じる記者が取材で学生運動のリーダーであるティモシー・シャラメを訪ねていってカーテンを開けると、彼がバスタブで裸というふうに、出会いの状況を男女で反転させていて興味深い。(金原由佳)

●監督・共同脚本/アンリ=ジョルジュ・クルーゾー ●出演/ブリジット・バルドー、サミー・フレイ、マリー=ジョゼ・ナット、シャルル・ヴァネルほか ●1960年、フランス映画 ●128分、モノクロ作品 

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『ヒズ・ガール・フライデー』(別題:レディは敏腕記者)

フランスの架空の都市を舞台にした『フレンチ・ディスパッチ』の世界観において、あえてアメリカ映画からの引用として挙がった映画はハワード・ホークス監督作『ヒズ・ガール・フライデー』。フレンチ・ディスパッチ編集部はアメリカの新聞社の支社が発行する雑誌という設定なので、今作のアメリカの新聞社を舞台とした雰囲気はDNAとしてとらえておきたかった要素に違いない。「新聞記者が殺人以外なら何でもやった古い時代」という荒っぽい前置きがあるように、シカゴ・エグザミナー紙の編集長であるウォルター(ケーリー・グラント)は、時に法に触れる方法でスクープをものにしてきた男。トップ記者ヒルディ(ロザリンド・ラッセル)は、人のプライベートを暴く記者業と夫のウォルターに見切りをつけ離婚して、実直なサラリーマンとの再婚で田舎でやり直そうとする。彼女の選択に納得いかないウォルターは死刑囚への取材をヒルディに押し付け、あの手この手で彼女の記者魂に火をつけるように立ち振舞う。このウォルターとヒルディのやり取りはフレンチ・ディスパッチ編集部の編集長と記者との関係にも見え隠れする。マシンガントークでスクープをものにするヒルディの何世代もの後輩が、フランシス・マクドーマント演じる記者なのである。(金原由佳)

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●監督・製作/ハワード・ホークス ●出演/ケイリー・グラント、ロザリンド・ラッセル、ラルフ・ベラミー、ジーン・ロックハートほか ●1940年、アメリカ映画 ●92分、モノクロ作品 ●DVD ¥1,980 販売・発売:アイ・ヴィー・シー

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『北の橋』

第2章「宣言書の改定」でリナ・クードリ演じるジュリエットは学生運動係の会計係。快活な性格で、白いヘルメットを被り、パリのあちこちをバイクで走り抜ける。このバイクを操るキャラクターのモデルとなったのがジャック・リヴェットの『北の橋』。パスカル・オジェ演じるバチストは白いヘルメットに白いバイクで、パリを走り抜けているが、ある時、中年女性のマリー(ビュル・オジェ)と衝突しそうになり、転倒。バイクは故障し、乗り捨てるしかなくなったバチストはモンパルナスの街で何度かマリーとすれ違い、3度目の再会を経て、マリーにまとわりつくようになる。第2章「宣言書の改定」のリナ・クードリは撮影にあたってウェスからこの映画を観るよう指示を出された。過去の政治運動による過ちから犯罪に手を染め、刑務所から出てきたマリーは、リナ演じるジュリエットにあり得たかもしれない、革命後の苦い人生を背負う人物像なのかもしれない。(金原由佳)

●監督/ジャック・リヴェット ●出演/ビュル・オジェ、パスカル・オジェ、ピエール・クルマンティ、ジャン=フランソワ・ステヴナンほか ●1981年、フランス映画 ●127分 

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『ピアニストを撃て』

ウェスのオールタイムベストにも挙がるトリュフォー長編第2作。かつては天才と謳われながら場末のピアノ弾きに落ちぶれた男が、兄弟によって、ギャングとのいざこざに巻き込まれてゆく――。主人公のピアノ弾きにシャンソン歌手のシャルル・アズナブール。ヒッチコックをはじめ、アメリカの犯罪映画を意識しながらも、即興に次ぐ即興の連続で、ヌーヴェルヴァーグならではの犯罪悲喜劇に仕上がっている。自由奔放でありながら、どこか懐かしさを醸すスタイルは『フレンチ・ディスパッチ』第3章《警察署長の食事室》で踏襲されている。(久保玲子)

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●監督・共同脚本/フランソワ・トリュフォー ●出演/ジャン=ピエール・レオー、クレール・モーリア、アルベール・レミー、ジャン=クロード・ブリアリほか ●1960年、フランス映画 ●97分、モノクロ作品 

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『大人は判ってくれない』

トリュフォーが、自らの少年時代をユーモアとメランコリーを交えて映画化し、ヌーヴェルヴァーグの騎手として名乗りを上げた長編デビュー作。ここから始まるアントワーヌ・ドワネル シリーズ全作でトリュフォーの分身を演じたジャン=ピエール・レオーは、第2章「宣言書の改訂」の主役ティモシー・シャラメのモデル。ヒューストンのビデオ店で、ウェスが本作を発見したのは16歳の時。「原題『Les Quatre Cents Coups』を『400発』と誤訳した英語タイトルのワナにかかってVHSを手に取ったわけだけれど、以来フランス映画の虜になった」と語っている。またトリュフォーによるインタビュー本『ヒッチコック 映画術』のペーパーバックは、ポケットに入れて持ち歩いていたほどのウェスの愛読書。(久保玲子)

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●監督・製作・共同脚本/フランソワ・トリュフォー ●出演/シャルル・アズナブール、マリー・デュボワ、ニコール・ベルジェほか ●1959年、フランス映画 ●88分 DVD Blu-ray \5,280 販売・発売元:KADOKAWA ©1957,1959 LES FILMS DU CARROSSE 

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『白夜』

ある冬の夜、青年(マルチェロ・マストロヤンニ)が、橋の上で悲しげに涙を浮かべる美しい女性(マリア・シェル)と出会い、好意を持つが……。巨匠ルキノ・ヴィスコンティがドストエフスキーの短編を映画化したヴェネチア国際映画祭・銀獅子賞受賞作。小説の舞台を19世紀のサンクトペテルブルクからイタリアのトスカーナに変えたヴィスコンティは、ローマのチネチッタ撮影所に港町リヴォルノをモデルにした架空の街を創り上げた。『フレンチ・ディスパッチ』の街づくりや、第3章「警察署長の食事室」の照明を駆使した表現主義的な映像への影響がうかがえる。(久保玲子)

●監督・共同脚本/ルキノ・ヴィスコンティ ●出演/マルチェロ・マストロヤンニ、マリア・シェル、ジャン・マレーほか ●1957年、イタリア映画 ●107分、モノクロ作品

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『舞踏会の手帖』

『望郷』など、往年のフランス映画界を代表するジュリアン・デュヴィヴィエの名作。ヒロインの未亡人が瞳を閉じると、ありし日の壮麗な舞踏会の風景が蘇る。16歳でデビューを飾った舞踏会の手帖を見つけたヒロインは、ダンスの相手をひとりずつ訪ねることに。二十数年ぶりとなる男性たちとの再会を、ホラー調あり、ラブロマンス調あり、喜劇調ありと、十人十色の短編形式で描くスタイルは『フレンチ・ディスパッチ』構成のヒントになっただろう。マリー・ベル演じる各章の狂言回し的なヒロインは、ビル・マーレイ扮する愛すべき編集長の役回り。(久保玲子)

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●監督/ジュリアン・デュヴィヴィエ ●出演/マリー・ベル、フランソワーズ・ロゼー、アリ・ボール、ルイ・ジューヴェほか ●1937年、フランス映画 ●130分、モノクロ作品 

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『ぼくの伯父さん』

パントマイムを学んだジャック・タチが型破りなユロ氏の日常を自作自演した傑作フレンチコメディの金字塔。オーウェン・ウィルソンが演じた《自転車レポーター》の主人公は、車社会の中で飄々と自転車を漕ぐユロ氏をイメージしているそう。またビル・マーレーが外階段を登り降りする編集部の建物はユロ氏の家から、『フレンチ・ディスパッチ』の舞台となった架空の街は、ユロ氏が駆け巡る風景から、それぞれ着想を得ている。さらに文化の失われゆく多様性を案じるウェスが、近代化や画一性への風刺に富んだタチ精神に共鳴しているのも明らかだ。(久保玲子)

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●監督・共同脚本・出演/ジャック・タチ ●出演/アラン・ベクール、ジャン=ピエール・ゾラほか ●1958年、フランス・イタリア映画 ●120分 

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『プレイタイム』

パリにやってきたユロ氏が、近未来のパリの街で右往左往するジャック・タチのユーモラスな超大作。アメリカからの団体旅行者の女性とユロ氏との会えそうで会えないロマンスにもほっこり。パリ郊外のヴァンセンヌにガラス張りの高層ビルや空港、博覧会場など、モダニズム建築が立ち並ぶ近未来の街 “タチ・ヴィル”を創り上げ、全編70ミリフィルムで撮り上げた渾身作は当時、トリュフォーら一部のファンには大絶賛されたが、興行的に大失敗。後に再評価が高まった、早すぎた天才ジャック・タチの世紀の傑作。(久保玲子)

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●監督・共同脚本・出演/ジャック・タチ ●出演/バーバラ・デネック、ジャクリーヌ・ル・コンテほか ●1967年、フランス映画 ●125分 ●Blu-ray ¥5,280販売・発売:アイ・ヴィー・シー
© 1967 / Les Films de Mon Oncle / Specta Films C.E.P.E.C

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『成功の甘き香り』

新聞コラムニストのハンセッカーは、マスコミ業界に絶大な力を持っている。シドニーは、汚れ仕事を手伝いながら出世を手に入れようとする駆け出しのプレスエージェント。シドニーは、ハンセッカーが執着する彼の妹とその恋人のジャズマンの仲を割き、ハンセッカーの関心を買おうと画策するがーー。偏執的なコラムニストにバート・ランカスター、姑息に立ち回りながら、足を掬われていくエージェントにトニー・カーティス。両スターが珍しい役回りで、いや〜な男の姿を好演しながら、マスコミ業界の裏側を鋭く描く社会派ドラマの傑作。(久保玲子)

●監督/アレクサンダー・マッケンドリック ●出演/トニー・カーティス、バート・ランカスター、スーザン・ハリソン、バーバラ・ニコルスほか ●1957年、アメリカ映画 ●96分、モノクロ作品 

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『知りすぎていた男』

主人公は元歌手の妻と息子を連れて、フランス領モロッコを旅行するアメリカ人医師。断末魔の男から某国の首相の暗殺計画を告げられた医師は、口封じのために息子を誘拐されてしまう。ジェームズ・スチュアートと歌手のドリス・デイ演じる夫婦が、エキゾティックな街でさらわれた息子を自力で探すことに。巨匠ヒッチコックのイギリス時代の監督作『暗殺者の家』をハリウッドでリメイクした、巻き込まれ型サスペンススリラーの決定版。『フレンチ・ディスパッチ』第3章「警察署長の食事室」、マチュー・アマルリック扮する警察署長が息子を誘拐される件など、影響多し。ドリス・デイの歌う「ケ・セラ・セラ」に合わせて息子が吹く口笛はウェスの偏愛対象。(久保玲子)

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●監督/アルフレッド・ヒッチコック ●出演/ジェームズ・スチュワート、ドリス・デイ、ラルフ・トルーマンほか ●1956年、アメリカ映画 ●120分 ●Blu-ray¥ 2,075  DVD¥1,572 販売・発売: NBCユニバーサル・エンターテイメント
©1955 Filwite Productions, Inc. Renewed 1983 Samuel Taylor & Patricia Hitchcock O'Connell, as Co-Trustees. All Rights Reserved.

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『鬼火』

鬼才ルイ・マルのヌーヴェルヴァーグを代表する1本。モーリス・ロネ演じる主人公は、アルジェリア帰りのアルコール依存症の男。死に取り憑かれた男がパリに出て、友人たちを訪ね歩くが、虚しさは一向に拭えない。詩的なセリフやモノローグ、絶望者の目から見たパリの風景に絡みつくエリック・サティの音楽。才気走った演出が冴えわたる、モノクロームによる48時間のドラマは、ヴェネチア映画祭審査員特別賞を受賞。ウェスは『ロイヤル・テネンバウムズ』も、『鬼火』の影響下で撮ったと語っている。(久保玲子)

●監督・脚本/ルイ・マル ●出演/モーリス・ロネ、ベルナール・ノエル、ジャンヌ・モロー、アレクサンドラ・スチュワルトほか ●1977年、フランス映画 ●108分、モノクロ作品 

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『テナント/恐怖を借りた男』

架空の街並みづくりに、外国人が描くパリ映画を参考にしたというウェス。パリにやってきたポーランド人の青年が、空き部屋を見つけたところが事故物件! 撮影監督スヴェン・ニクヴィストがアパートの全貌を怪しく捉える冒頭から不穏な空気がダダ漏れのサイコスリラー。『ファンタスティック・プラネット』のローラン・トポールと監督・主演のポランスキー。ブラックユーモアと狂気の二大巨頭が組んだ孤独な異邦人の物語は、現実と妄想が入り混じるカオスへと突き進む。『アデルの恋の物語』など狂気が似合う女優イザベル・アジャーニの怪演もお見逃しなく!(久保玲子)

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●監督・共同脚本・出演/ロマン・ポランスキー ●出演/イザベル・アジャーニ、メルヴィン・ダグラス、シェリー・ウィンタースほか ●1976年、フランス・アメリカ映画 ●126分 ●DVD ¥1,572 販売・発売:NBCユニバーサル・エンターテイメント
©1976 Marianne Productions. All Rights Reserved. TM, rights & ©2015 BY PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

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『あなただけ今晩は』

転勤してきたばかりの警官(ジャック・レモン)が、パリはレ・アールの歓楽街ですべての娼婦を逮捕する。ところが娼婦の顧客に上司がいたために、警官はクビになり、ひょんなことから可愛い娼婦(シャーリー・マクレーン)のヒモになるが……。『アパートの鍵貸します』のスタッフ・キャストによるラブコメディは、美術監督の名匠アレクサンドル・トローネルによってスタジオ内に造り込んだパリのセットも見事! 序章「自転車レポーター」編のアニメシーンや、第3章「警察署長の食事室」編のアイデアソースになっている。フランスを舞台にしたアメリカンコメディの逸品。(久保玲子)

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●監督・製作・共同脚本/ビリー・ワイルダー ●出演/ジャック・レモン、シャーリー・マクレーン、ルー・ジャコビほか ●1963年、アメリカ映画 ●146分 ●DVD¥4,180 Blu-ray¥5,280 販売・発売:アイ・ヴィー・シー
IRMA LA DOUCE © 1963 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.  Package Design© 20XX Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.

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『ワン・フロム・ザ・ハート』

『地獄の黙示録』で破産寸前のフランシス・フォード・コッポラが起死回生を目論み、男女の恋と別離を奏でたミュージカルロマンス。ハリケーンでセットが吹き飛ばされた『地獄の黙示録』のトラウマから、コッポラはハリウッドのスタジオを買収し、ラスベガスの街や空港をセットで完全再現。加えて、複雑な撮影工程にも予算がかさみ、コッポラが遂に破産と相成った曰くつき映画。それでもヴィットリオ・ストラーロによる輝く映像、男パートを唸るトム・ウェイツの歌声、ナスターシャ・キンスキーの愛らしさなど、魅力満載。(久保玲子)

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●監督・共同脚本/フランシス・フォード・コッポラ ●出演/フレデリック・フォレスト、テリー・ガー、ナスターシャ・キンスキー、ラウル・ジュリアほか ●1982年、アメリカ映画 ●100分 

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『赤い風船』

少年パスカルが街頭に引っかかった赤い風船を手繰り寄せると、彼の行く先々に風船がついてくる。そんなパスカルを妬んだ悪ガキたちが、パスカルと風船を追いかけて……。わずか36分の作品ながら、米アカデミー賞では脚本賞、カンヌでは短編パルムドール賞を獲得した珠玉のファンタジー。ウェスと美術監督アダム・ストックハウゼンが『フレンチ・ディスパッチ』の舞台としてフランス西部アングレームのフェルト工業に創り上げた、20世紀半ばのフランスの架空の街・アンニュイ=シュール=ブラゼは、『赤い風船』の舞台となった1950年台のモンマルトルの街並みから大いなるインスピレーションを得ている。(久保玲子)

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●監督・共同脚本/アルベール・ラモリス ●出演/パスカル・ラモリス、シュザンヌ・クルーティエ、サビーヌ・ラモリスほか ●1956年、フランス映画 ●35分 

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以下は、鑑賞が叶わなかったため、データ的な説明のみ掲載。

『資本家ゴルダー』

アウシュヴィッツで亡くなったウクライナ系ユダヤ人作家イレーヌ・ネミロフスキーの小説を翻案。ニューヨークで巨万の富を築いたポーランド系ユダヤ人ゴルダーがパリに移住し、彼の財産を湯水のように使う妻と娘との関係を見つめるが……。名匠デュヴィヴィエ初のトーキー映画。

●監督・脚本/ジュエリアン・デュヴィヴィエ ●出演/アリ・ボール、ポール・アンドラル、ジャッキー・モニエ、ガストン・ジャケほか ●1930年、フランス映画 ●86分、モノクロ作品 

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『ナポリの黄金』

ナポリに暮らす人々の日常を、6編のオムニバスで描いた作品。

●監督・共同脚本・出演/ヴィットリオ・デ・シーカ ●出演/トト、ソフィア・ローレン、パオロ・ストッパ、リアネーラ・カレル、シルヴァーナ・マンガーノほか ●1954年、イタリア映画 ●138分、モノクロ作品 

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『私は逃亡者』

罪を着せられて収監された男が脱獄。彼を罠にかけた残忍な組織のボスへ復讐を企む。

●監督/アルベルト・カバルカンティ ●出演/トレバー・ハワード、サリー・グレイ、グリフィス・ジョーンズほか ●1947年、イギリス映画 ●101分

※1月19日最初に記事アップした際、『悪魔と寵児』を参考作品として紹介しておりましたが、間違っておりました。お詫びするとともに、ご指摘くださった方、ありがとうございました。今後このようなことのないよう努めてまいります。(1月20日) 

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『市街』

ダシール・ハメットによる物語。ふがいない父親のせいで殺人の罪を着せられた女性とショーマンの恋物語をはさみつつ展開するフィルムノワール。(編集部)

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●監督/ルーベン・マムーリアン ●出演/ゲイリー・クーパー、シルヴィア・シドニー、ポール・ルーカスほか ●1931年、アメリカ映画 ●83分 ●DVD \5,040 販売・発売元:ジュネス企画

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『今晩は愛して頂戴ナ』

王女と仕立屋の身分違いの恋物語を、ミュージカルで表現。

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●監督・製作/ルーベン・マムーリアン ●出演/モーリス・シュヴァリエ、ジャネット・マクドナルド、チャーリー・ラグルス、マーナ・ロイほか ●1932年、アメリカ映画 ●96分、モノクロ作品 ●DVD \5,040 販売・発売元:ジュネス企画

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『Painters Painting』(原題)

1940~70年代のニューヨークのアートシーンを追ったドキュメンタリー。有名になる前の芸術家たちの姿を追った作品。ウォーホルも登場する。

●監督/エミール・デ・アントニオ ●出演/アンディ・ウオーホル、ウイリアム・デクーニング、ジャスパー・ジョーンズ、ヘレン・フランケンサーラーほか ●1972年、アメリカ映画 ●117分 ●Vimeoにて有料視聴可

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