【写真】嫌われ者の愛人から侯爵夫人、そして王妃へ......カミラ・シャンドの歩み。

Culture 2022.02.10

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1)平民であるカミラ・シャンドは1970年、ポロの試合中にチャールズ皇太子と出会った。しかし、この恋ははかなく終わり、皇太子は英国海軍に入隊、1981年には彼にふさわしい貴族であるダイアナ・スペンサーと結婚した。

photo: Serge Lemoine/Getty Images

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2)カミラは1973年、騎兵隊大尉だったアンドリュー・パーカー・ボウルズ少佐と結婚した。二人の間には子供が二人生まれた。1974年に生まれたトーマスと、1978年に生まれたローラだ。二人が離婚したのは1995年のことだった。

photo: Frank Barratt/Getty Images

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3)カミラは決して一般的な美人ではないが、出会った男たちを惹きつけてやまない魅力があったことは、イギリスのタブロイド紙も認めている。(1975年2月14日)

photo: Abaca

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4)はかなく終わったかりそめの恋のように思われた。カミラはイギリス王室と親しいアンドリュー・パーカー・ボウルズと交際していたため、王室はチャールズ皇太子とカミラの交際に反対した。(1979年10月21日)

photo: Tim Graham/Getty Images

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5)最初は(素朴に)カミラと仲良くしていたダイアナは、すぐに彼女の宿敵となった。1995年、BBCによるスキャンダラスなインタビューで、ダイアナ妃は「この結婚には3人が存在していた......少し混みあっている」と語っている。 (1980)

photo: Getty Images

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6)ダイアナ妃の伝記『ダイアナ妃の真実』は 、ロイヤルカップルのイメージを意図的に大きく傷つけた。例えばダイアナ妃との諍い中にチャールズ皇太子がこんな言葉を言い放ったそうだ。「私が史上初めて愛人を持たないウェールズ公爵となることを本気で期待していたのか?」 (1989年11月16日、ロンドン) 

photo: Tim Graham/Getty Images

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7)1992年、チャールズとダイアナの別居が公表され、1993年には「カミラゲート」、すなわちチャールズとカミラの電話での会話がすっぱ抜かれる事件が起きた。 (2000年6月23日、ロンドン)

 photo: Colin Mason/Abaca

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8)件の会話の一部を抜粋:
チャールズ:「ああ、もう......君のズボンの中でひっそり暮らしたりできたら......それなら、会うのはとても簡単だし!」
カミラ:「どうするの、パンツにでも変身する?」
チャールズ:「それとも、神様お許しください、タンポンになるとか!」
カミラ「もうバカ......いいわね!」
(2006年9月20日、スコットランドでトレッキングをするカミラ)

photo: Danny Lawson/Abaca

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9)2005年4月8日、チャールズ皇太子とカミラ夫人はついにウィンザー城で簡素な結婚式を挙げた。

photo: Abaca

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10)以後カミラ夫人はコーンウォール公爵夫人となり、社交界の晩餐会で一目置かれる存在となった。(2008年3月26日、ウィンザー城にてニコラ・サルコジと)

photo: Christophe Guibbaud/Abaca

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11)コーンウォール公爵夫人はOK、ウェールズ公爵夫人はNG! イギリス国民の多くから嫌われていたため、チャールズ皇太子が即位したときには、クイーンではなく、国王夫人(プリンセス・コンソート)以外の称号にならないことが発表された。(2008年6月4日、エジンバラ)

photo: Andrew Milligan/Abaca

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12)忠実な妻であると同時に、チャールズをたゆまなく支え、良き話し相手でもある。(2008年8月9日、スコットランド、ケイスネス)

photo: David Cheskin/Abaca

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13)素直な反応をする二人はすぐに大衆紙の人気者となり、世界各地での二人の行動が報じられた。(2009年11月6日、トロント)

 photo: Abaca

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14)良い時も悪い時もチャールズ皇太子を密かに支え続け、また誰とでも打ち解ける気さくな人柄でカミラ夫人はイギリス国民や他の王室メンバーから徐々に受け入れられるようになった。(2011年11月17日、Mr ビーン役で有名なローワン・アトキンソンとオックスフォードにて)

photo: Abaca

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15)2012年には女王の在位60年、ダイヤモンド・ジュビリーの祝いの場で最前列に。(ロンドン、2012年6月5日)

photo: Michael Dunlea/Abaca

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16)チャールズ皇太子がダライ・ラマを迎えたときも(目立たないようにではあるが)その場にいた。(2012年6月20日、ロンドン)

photo: Gareth Cattermole/Abaca

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17)そして公式行事にも(全力で)取り組む。(チャンネル諸島、2012年7月19日)

photo: Michael Dunlea/Abaca

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18)こちらはスリランカでタントラのセッション中。(2013年11月12日)

photo: John Stillwell/Abaca

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19)キャサリン妃はカミラ夫人を嫌っているという話だが(あまり信憑性はないものの、イギリスの一部のメディアによると、長年ひどいことをしてきたという理由でシャーロット王女と会わせなかったとか)、公式の場ではいつも一緒だ。(2012年6月18日、ウィンザー)

photo: Paul Edwards/Abaca

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20)エリザベス女王はカミラ夫人を憎んでいるとも言われているが、それでも何年か前からは未来のクイーンとしての地位に関して譲歩してもいいと思うようになった。(2013年12月10日、ロンドン)

photo: Abaca

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21)今のカミラはクイーンにふさわしい風格を身につけてきたようだ。100以上の慈善団体の後援をしたり会長を務め、公式行事ではいつもチャールズの後ろで非の打ちどころがない。(2013年11月15日、スリランカ・コロンボ)

photo: Arthur Edwards/Abaca

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22)そして、最高のご褒美は、当初警戒されていたウィリアム王子とハリー王子とも打ち解けるようになったこと。(ロンドン、2014年9月10日)

photo: Luke MacGregor/Abaca

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23)幸運の風が吹きますように、コーンウォール公爵夫人カミラ。(シャーロット王女の洗礼式、サンドリンガム、2015年7月5日) 

photo: Matt Dunham/Abaca

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text: Marion Galy-Ramounot (madame.lefigaro.fr)

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