「ご覧のとおり、動けないのよ」エリザベス女王、健康の不安を訴える。
Culture 2022.02.18
2022年2月16日(水)、ウィンザー城での公務にエリザベス女王は杖を片手に、ややぎこちない様子で出席した。
2022年2月16日、ウィンザー城でジェームズ・マクラウド提督とエルドン・ミラー将軍に会うエリザベス女王。photo: Abaca
昨年11月にはエリザベス女王がとてもにこやかで元気な姿を見せていたので健康不安は払拭されたものと思われていたが、今回の新たな映像で、またもや懸念が生じた。2022年2月16日(水)、ウィンザー城内で女王は公務を行った。イギリス軍の連絡係を務めるエルドン・ミラー陸軍少将とその前任者であるジェームズ・マクラウド海軍少将との接見だ。新型コロナの陽性反応が出たチャールズ皇太子と8日前に会って以来初の公務であり、また折りしもアンドルー王子を巡る報道が激しくなった時期でもあった。
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新たなる不安材料
ニューヨーク・ポスト紙が公開したショートビデオでエリザベス女王は花柄のピンクとグリーンのドレスに身を包み、杖をついている。「ご覧のとおり、動けないのよ」と左足を指差しながら言い、2人と握手を交わした。英国の通信社PAによると、女王は左足の軽いこわばりに悩まされているという。在位70年のプラチナジュビリーを迎えたばかりの女王の新たな映像に、イギリス国民の心配は再び募った。
2021年10月21日に一泊入院した女王は背骨を痛めていたため、その後の休養期間が長引いた。2021年11月17日、イギリス国防参謀総長との接見で復帰し、少し痩せたものの笑顔で公務をこなした。
text: Alice Mascher (madame.lefigaro.fr)
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