体調が心配されたエリザベス女王、ウィンザー城で元気に公務復帰!

Culture 2021.11.18

クイーンがカムバック! 健康状態が心配されていたエリザベス女王だが、11月17日水曜日、ウィンザー城にて、イギリス軍の国防参謀長と会談する姿が公開された。

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ウィンザー城のオークの間で、イギリス軍国防参謀長サー・ニック・カーターを迎えたエリザベス女王。(バークシャー、2021年11月17日水曜日)photo: Abaca

一晩入院した腰を痛めた、いくつもの公務をキャンセルした……ここ数週間、エリザベス女王の健康状態は、国民を心配させてきた。11月16日には、50年来初めて、英国国教会の総会議であるジェネラルシノッドも欠席し、人々の心配は募るばかり。だが翌17日水曜日、国民が目にしたのは、95歳の女王陛下がウィンザー城のオークの間に立っている姿。ずいぶんと痩せた様子だとはいえ、国民はこの姿にほっとひと安心。グリーン、オレンジと白の花柄のワンピースに、真珠のネックレスを身につけたエリザベス女王が、今月末に役職を離れることになった、イギリス軍国防参謀長サー・ニック・カーターと短い会話を交わしている姿が写っている。

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今月末に役職を離れることになった、イギリス軍国防参謀長サー・ニック・カーターと会話を交わすエリザベス女王。(バークシャー、2021年11月17日水曜日)photo: Abaca

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「デイリー・メイル」が発信し、CBSテレビでもシェアされた動画では、サー・ニック・カーターがサロンに足を踏み入れ、女王のコーギー犬の出迎えを受ける姿が。その後彼は女王陛下に歩み寄り、自身の引退について報告した。女王陛下はこの知らせを「少々さびしい」と感想をもらした。サー・カーターは「8年は長い年月です」と答え、前任者の中で王家にこれだけ長く使えたのは、女王の親戚であるロード・マウントバッテンだけ、と話した。そして「別のことを考え、別のことをする時がきたのだと思います」と付け加えた。

女王が姿を現したことでひとまず落ち着いたとはいえ、その年齢と最近欠席した数々の行事に引き起こした心配が収まったわけではない。10月21日の入院以来、英国君主が姿を見せることは稀になった。グラスゴウでのCOP26への欠席、11月14日の英国と英国連邦の兵士たちを追悼する公式セレモニーへの欠席。16日のジェネラルシノッドでは息子のエドワード王子によって読み上げられた声明の中に、このようなメッセージもあった。「時の流れを遅くすることは、誰にもできないのです」。

text: Alice Mascher (madame.lefigaro.fr)

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